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オーラルセックスは危険な遊戯!感染すれば癌になるHPV

エイズは、HIVに感染することで発症する病気です。しかし、セックスで癌に罹ることを知る人はあまりいません。世界中のどこにでも存在し、ごく一般的なウイルスとして知られている、HPV。今、このウイルスが、オーラルセックスを介して口の中にも癌を発生させる事が判明しました。

 

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HPVとは?

HPVは、ヒトパピローマウイルス(Human papilloma virus)と呼ばれ、遥か昔から人間と深く関わってきたウイルスです。皮膚から粘膜を通して感染する極一般的な細菌で、その感染率の高さでも知られています。

セックスを介して罹る病気では、最も注意が必要とされるされるのはHIVです。STD(性感染症)の中では一番に上げられるウイルスですが、HPVと比べると感染率は非常に低いとされています。

 

HIVの感染率 

輸血    90%
母子感染 13~48%
薬物の注射の回し打ち  0.67%
針刺し事故   0.3%
粘膜・傷に触れた場合  0.09%
アナルセックス(受け入れ側) 0.04~3.0%  
アナルセックス(挿入側) 0.03~0.067%
膣を使ったセックス(女性側)  0.1~0.3%  
膣を使ったセックス(男性側) 0.05~0.38% 
フェラチオ(受け入れ側)    0~0.04% 
フェラチオ(挿入側)    0.005%

http://news-de-smile.com/infection-probability-aids-2334 

 

 

HPVは、通常セックスやアナルセックスによって感染しますが、オーラルセックスでも罹ることが判明しました。

近年になっては、タバコやアルコールに代わり、高いガン発症の原因になっている事も分かっています。

HPV 16型とHPV 18型と呼ばれる2種類は、子宮頸がんを発症している20~30代の女性の約70~80%から見つかっています。

 

しきゅうのお知らせ 子宮頸がん基礎知識|HPVとは -allwomen.jp 子宮頸がん情報サイト-

 

HPVの感染経路とその実態

ウイルスは、体側に沿って皮膚と粘膜を通して感染し、お尻の穴、首、口、そして喉などに病巣を発します。HVP16は、喉の奥、舌、そして扁桃腺に感染しやすい傾向があります。

HVPが直接ガンになるわけではありませんが、細胞の構成を変えることで癌を誘発します。

男性は女性の二倍感染しやすく、そのほとんどがクンニリングスによるものと考えられています。世界でも11番目に発症率の高いガンです。

http://www.who.int/immunization/diseases/hpv/en/

 

毎年50万に及ぶ患者が見付かっており、15万人がこのウイルスが元で発症した癌により亡くなります。

イギリスでは、12~13歳の女の子にHVPのワクチン注射が施されますが、男の子に対して有効なワクチンはまだ発見されていません。

専門機関によると、思春期の男性にワクチンが供給されるのは2017年になる予定です。ワクチンの効果は10年ほど続くと言われています。

 

HPVの感染率と癌の関係 

ニューイングランドの医療ジャーナル(The New England Journal of Medicine)によると、HPVの感染者は32倍口腔癌になる割合が高くなるとの報告があります。

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1405044

 

腫瘍学ジャーナル(the Journal of Clinical Oncology)では、今やタバコによる肺癌や咽頭癌よりも、HPVによる口腔癌や頚椎癌になる率の方が高いことが証明せれています。しかも、セックスをしなくても皮膚から感染し、HPVによる癌は性器へも発症することが確認されています。

HPVには150種類以上のタイプがありますが、そのうち16が最も知られているタイプです。警戒されているのはタイプ16と18で、95%の確率で頚椎ガンに発展すると言われています。

UCLAのノ・ヒ・パーク医師(Dr No-Hee Park, a leading expert in head and neck cancers at UCLA)によると、細胞レベ ルでは、口はペニスやヴァジャイナ(膣)とほぼ同等の組成をしており、HPV16と18にとっては格好の感染しやすい部位だと指摘しています。

さらに、喫煙と飲酒はHPVの侵攻を早めます。煙草と酒と口の中の上皮細胞さえあれば、いつでも口腔癌が作り出せることが証明されています。

 

アルバート・アインシュタイン医科大学(Albert Einstein College of Medicine in New York)の研究では、口の中にHVPを感染している患者は、22倍死に至る癌を発生しやすいと発表しています。 

 

 

先ずは、癌の発症が見られない約97000の人に、マウスワッシュのサンプルが配られて実験が開始されました。そして、およそ4年に及ぶ追跡調査の末、132に及ぶ癌の発症が見られました。研究に参加したのは、指示を受けて臨んた396人を対象としています。

通常のHPV以外にも、ベータとガンマ型が見つかりましたが、それらは普通皮膚に見られるタイプのHPVでした。

 

2013年に、ハリウッドスターのマイケル・ダグラスが、クンニリングスを行ったことでHPVに感染し、それが元で口腔癌を発症したとの診断を受けました。また、その事実を世間に公表されるといった事件が起こっています。その後、彼の代理人により、他のケースを引き合いに出しながら、口腔癌の原因は多岐に渡るとして、この事実は否定されました。当の本人は、ステージⅣだった症状を克服し、大方の予想に反して見事に復帰しています。他人事とはいえないような騒動でしたが、依然としてHPVが危険なことに変わりはありません。

 

イギリス歯科衛生基金(Dr Nigel Carter, chief executive of the British Dental Health Foundation)のカーター医師の説明では、ここ数年の間で、HPVが原因とされる癌の発症はかなり広がっているとのことです。もっとも、早期発見では50~90%の回復率があるそうです。

口内に、三週間経っても治らない出来物がある場合や、首のあたりにおかしなコブなどがある場合は、迷わず医者にかかることを勧めています。

妊婦が出産時に子供にうつす場合もあり、定期的に受診することが推奨されます。

 

 

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終わりに

HIV感染者の数は年々増加傾向にあります。なぜなら、HIVに対する治療法は限られており、現在のところ治癒は認められていないからです。エイズの発症を食い止めることは出来ますが、HIVは完治しません。

http://api-net.jfap.or.jp/status/2014/14nenpo/h26gaiyo.pdf

 

上記のことから推測すると、HPV感染者は想像する以上の数に登ると考えられます。

HPVはHIVほどの危険性は無いとは言え、放っておくと95%の確率で癌になる可能性があります(感染する部位による)。早期発見と予防に努めることが肝心です。

HPVは至るところで発見されるウイルスです。感染率も高く、コンドームを使ったぐらいでは予防できません。できるだけ体を清潔に保つことと、不衛生な相手との性交渉には臨まないことです。

セックスをするのであれば、事前に入浴して体をよく洗い、なるべく感染率を低めることをおススメします。女性の子宮頸がんを防ぐためにも、男女共に性器は清潔に保つことが望まれます。

ドラッグの使用者や、アナルセックスを好む者との性行為は、拒否するのが無難です。HPVは皮膚感染します。不衛生な人は、HPVに感染している確率も高くなります。

口腔癌や頚椎癌は、食事をするにも困難で、相当な苦痛を伴います。しかも、致死率の高い癌としても知られています。

入浴するのが面倒と、少し不衛生にしたばかりに、思わぬ災難に見舞われてもいけません。口腔衛生と皮膚衛生、特に性器の衛生には気を付けましょう。

HPVは、もはや蔑ろにしてはいけない性感染ウイルスの一つです。