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隠しモーターの発覚で19歳のベルギー選手が2600万の罰金に課せられる?!

自転車レース史上稀に見る重大なルール違反が発覚した! 巧妙なその手口を追ってみた。

 

www.afpbb.com

 

隠しモーターとは?

下記でも説明されているように、全て人力で操作するタイプの自転車で、電動により推進力を生む装置だ。近年流行の電動自転車とは異なる。

その力は、平地において5~10キロの加速が可能で、勾配のある道では漕がなくても走行できるほどになる。

 

隠しモーターとは編集

  • 自転車のフレームの中に秘密裏に仕込まれた電動モーター。これを使用することで人力以上の推進力が生まれ、加速と走者のエネルギー消費の低減に役立つ。自転車レースにおいて隠しモーターを使用することは違法とされている。 2016年1月30日に行われたUCI(国.. 続きを読む
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装置の仕組み

仕組みは非常に簡単で、電動モーターをフロントのギアに直結して駆動力を生み出す。動力は、スマホなどで使うような小型のバッテリー。ハンドルにスイッチがあり、動作のコントロールはここで行う。

 

何が問題となるのか?

国内外を問わず、自転車競技においては電動モーターの使用を禁じており、これを犯した選手への罰則は非常に厳しい。過去にも数度疑惑は生じたが、いずれの場合もただのウワサに終わっていた。しかし、今回の件においては、X線を用いた検査を行うことで不正が明るみになった。

もし、隠しモーターを使った自転車がレースに出た場合、実力均衡な選手では勿論のこと、それ以外の選手でも容易に優勝ラインに食い込むことが出来るようになる。これは、ドーピングを行うことで身体能力を上げるアスリートにも似ており、公正さを目指すスポーツ界ではタブーとされている。UCI(国際自転車競技連合)は根本的に電動モーターの使用を禁じていて、このような装置による不正行為をメカニカルドーピングと呼んでいる。

 

d.hatena.ne.jp

 

自転車による競技といえば、トライアスロン、ロードレース、競輪、BMXなどがあるが、電動モーターを使用すれば、そのいずれもが本来の魅力を損なうことになりかねない。

 

不正発見の経緯は?

電動モーターの発見は目視では不可能とされる。その理由は、自転車のフレーム内部に梱包されることによるもので、パーツを取り外したくらいでは分からない。

そこで、隠しモーターの検査にはX線が用いられる。今回の件も、レースをリタイアした選手の自転車にX線を照射したことで、デバイスの存在が認められるに至った。

 

不正に関与した選手は?

2016年1月30日に行われたシクロス世界大会で、ベルギーのファン・デン・ドリエッシュ選手(19歳)がメカニカルなトラブルでリタイアしたところ、自転車が押収されてメカニカルドーピングが発覚した。

同選手は関与を否定しているが、UCIにより不正が認められた場合、彼女には最低でも6ヶ月の競技出場停止と、最高で2600万円の罰金が課せられる。

ファン・デン選手はかなり将来を有望視されているらしく、今回の不正事件が選手生命を脅かすことになるかもしれず予断を許さない状況にある。

 

終わりに

映像を見れば、まだあどけなさの残る19歳の少女に映る。だが、過去にもドーピングで人生を狂わせた選手はいた。

ベン・ジョンソンがそうであり、またマリオン・ジョーンズにおいてはその一切の記録が抹消されている。

今回は、メカニカルドーピングといった得意なものではあるが、ドーピングには変わらず、関与した選手の未来が懸念される。

現在の日本は、元野球人である清原和博容疑者の覚せい剤取締法違反の事件に湧いているが、薬物やドーピングと名の付く物には手を出さないことだ。自身にどんな災いが降りかかるかも分からない。賢明な庶民、そしてアスリートは、ドラッグフリーで過ごすのが何よりだ。

不正を行うと必ずツケは払わされる。

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