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ゴーストバスターズ3起動!2016年8月19日(金)に公開決定 キャストと撮影秘話

 

あのゴーストバスターズが、再び日本にやって来る!

 

ハリウッド映画の「ゴーストバスターズ3」が、2016年8月19日(金)に公開されます。しかし、三作目を作るのに、なぜ30年もかかったのでしょうか? これまでにあった撮影裏話と、新作への出演者のお話をお送りします。

 

 

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目次

 

 

ゴーストバスターズ誕生秘話

 

ゴーストバスターズは、メインキャストの一人であるダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)が、科学雑誌から得たヒントを元に作られたストーリーでした。30年以上も昔の事で、量子力学(quantum physics)についての記事を読んだときに思い付きました。

当初は、彼を含めた数人の科学者が、異空間で様々なゴーストと戦うという設定でした。しかし、その話を監督兼プロデューサーだったアイバン・レイトマンに話したところ、ダンの脚本だとあまりに予算がかかりそうだったので、書き直しを要求されました。ダンは、その頃既に脚本家として成功していた、ハロルド・レイミスと共に手直しを加え、ようやくOKをもらうことが出来たのです。

脚本は、サタデーナイトライブ(Saturday Night Live)の共演者であった、ジョン・ベルーシ(John Belushi)とジョン・キャンディー(John Candy)をメインキャストに想定して書かれていました。ところが、ベルーシは薬物の過剰摂取で急逝してしまい、キャンディーは他の映画で忙しかったために、急遽代役が立てられたのです。

最終的に決まったのが、ビル・マーレー(ピーター・ヴェンクマン博士)とダン・エイクロイド(レイ・スタンツ博士)と、ハロルド・レイミス(イーガン・スペングラー博士)でした。他には、エディ・マーフィーをウインストン・ゼデモア博士役にする予定でしたが、実現せずにアーニー・ハドソン(Ernie Hudson)が起用されました。

 

 

オリジナルストーリー

 

ある日、ニューヨーク市立図書館にゴーストが出るとのウワサがあり、三人の教授(ピーター、レイ、イーガン)が調査に向かいます。目当てのゴーストには遭遇しましたが、恐ろしい化物に姿を変えたのを見て、三人は命からがら逃げ出します。

ゴーストの存在を確認したにもかかわらず、コロンビア大学で超常現象に関する講義(parapsychologists)を行っていた三人は、大学側の信用を得られずに解雇されてしまいます。

そこで、レイに残された遺産を頼りに、潰れかけた消防署の建物を購入し、そこを改装してゴーストバスターズ(幽霊退治屋)の事業を始めます。

オフィスは構えたものの、仕事は一向に来ません。しかし、そんな暇を持て余していた彼らに、ある日高級ホテルからゴースト退治の依頼が舞い込みます。

ホテルは破壊しても、初めてのゴーストを退治したことで人気はウナギ登り。次々と仕事も決まり、やがてはニューヨーク中に知られる存在となります。

コマーシャルにも出るようになり、それを見たウインストンが面接にやって来て、メンバーは四人となります。

 

ある日、チェロ奏者の女性、ダナ・バレット(Dana Barrett)が、自宅で気味の悪い現象に遭遇します。ゴーストバスターズを電話帳で知った彼女は、早速ピーターに連絡し彼女のアパートを調査してもらいます。

しかし、ピーターの悪フザケ(ほぼナンパ状態)が度を過ぎていたことから、その時は信用してもらえずに部屋から追い出されてしまいます。

それからしばらく経った頃、ダナは、ゴーストバスターズの活躍をテレビで見かけるようになり、少しずつピーターを意識し始めます。そして、二人が再開を果たしたとき、それまでは息を潜めていた超常現象も復活します。

町の至るところにゴーストが現れて人々を混乱に陥れている時、ダナはゴーストに拉致されて意識を奪われてしまいます。そして、とうとう最悪の事態が訪れ、魔の力によって彼女のアパートは爆破されてしまいます。瓦礫の奥には、世界を滅ぼそうとする悪の化身、ゴーザが現れ、異世界とこの世を繋ぐ門からは不気味な光が放たれていたのです。

地上では天変地異が起こり、事態の重さに頭を悩ます市長がゴーストバスターズに解決を求めます。やがて、フル装備に身を固めたピーターと仲間達は、ゴーザを倒すべく、ダナのアパートへと向かうのでした。

 

 

ゴーストバスターズ3について

 

ダンは、ゴーストバスターズⅡを作ってからも、三作目のことを考え続けていました。前二作共にスマッシュヒットとなり、全世界で700億ドル以上の収益を上げました。しかし、二作目の評価は一作目に比べてかなり下向し、三作目を作るにおいては全く新しい着想が必用となったのです。

そこで、今作品ではハロルド・レイミス自身が監督となり、ゴーストバスターズ3の企画が進行していました。ところが、2014年の2月にハロルドが亡くなったことで、計画そのものが頓挫する危機に陥ったのです。

その頃ハリウッドでは、女性のコメディムービーが大ヒットしていて、監督のポール・フェイグ( Paul Feig)と脚本家のケイティー・ディポルド (Katie Dippold)のコンビが、映画「デンジャラス・バディ(The Heat)」で大成功を収めていました。

フェイグとディポルドは、映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(Bridesmaids)」でも好成績を収めています。そして、レイミス亡き後は、この二人がゴーストバスターズ3を引き継ぐことになったのです。

デンジャラス・バディは、わずか4300万ドルの予算で2億1000万ドルの利益を叩き出した、2013年度のメガヒット作品です。メインキャストは、「映画デンジャラス・ビューティー(Miss Congeniality)」のサンドラ・ブロックと、新進のコメディアンであるメリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)のダブル主演で行われました。ストーリーは、二人の女性FBI捜査官によるドタバタ犯罪捜査です。デンジャラス・ビューティーでの、綺麗どころのいない女捜査官の映像、といったところでしょうか。

とにかく、これまでのイメージを一掃しなければならなかったゴーストバスターズ3は、こうして新しい監督と脚本家を迎えることで、ようやく再始動することが出来るようになったのです。

 

 

キャスト

 

ゴーストバスターズ3では、新旧が入り混じったキャステイングになっていますが、メインキャストは以下の四人です。

 

エイリン・ギルバート役、Erin Gilbert(クリスティン・ウィグ、Kristen Wiig)

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コロンビア大学の教授。超常現象の講義を持っている。イエーツの共著者

 

アビー・イエーツ役、Abby Yates (メリッサ・マッカーシー、Melissa McCarthy)

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ギルバートの相棒。超常現象に関する書籍の著者で、超常現象を調べている。

 

ジリアン・ホルツマン役、Jillian Holtzmann (ケイト・マッキノン、Kate McKinnon)

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原子力に関する技術者。イエーツの新しいパートナー

 

パティー・トーラン役、Patty Tolan (レスリー・ジョーンズ、Leslie Jones)

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ニューヨークの地下鉄で働く女性。超常現象に遭ってから他の三人と共に行動するようになる。

 

この他に、NY市長役にはアンディ・ガルシア(オーシャンズ)、ゴーストバスターズのレセプショニストにはクリス・ヘムワース(マイティ・ソー)、それと前作のメインキャストがそれぞれ少しだけ顔を出します。

 

このキャストを決める際にも、フェイグ監督とディポルドの作品に出演した二人がメインになりました。しかも、この四人はいずれもが女性コメディアンで、サタデーナイトライブにも出演する人気お笑い芸人です。

彼女らを選ぶにもかなり難航したようで、キャスティングは常に二転三転していました。なにせ、スマッシュヒットは約束されたも同然なので、これを気にブレイクしようとする俳優が跡を絶たないのです。

皮肉なことに、前作で男性キャストが演じた役を、今回は全員女性キャストが行います。男女が逆転したことで、映画にどのような変化や違いが生まれるのか、多くのファンが期待と不安に胸を膨らませています。アメリカでの公開は、7月15日(金)の予定です。

 

 

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サタデーナイトライブとゴーストバスターズ

 

サタデーナイトライブ(Saturday Night Live)は、全米を網羅するネットワーク(NBC)で放送中のコメディ番組です。悪乗り、悪戯、風刺、ブラックジョークなど、全てのことを笑いに変えてしまうアメリカでもっとも有名な番組です。

1975年に始まり、今年で41年目を迎える長寿番組でもあります。土曜日の夜11時30分(Eastern Time)から始まり、翌日曜日の1時に終わります。

この番組からは、数え切れないほどの俳優が輩出されています。先に挙げたダン・エイクロイド、ビル・マーレーはもとより、ロビン・ウイリアムス、ビリー・クリスタル、ウーピー・ゴールドバーグ、エディ・マーフィー、トム・ハンクス、スティーブ・マーティン、チェビー・チェイス、アダム・サンドラー、マイク・マイヤーズ、ロブ・シュナイダー、その他夥しい数の、そうそうたる顔ぶれが出演してきました。この番組でレギュラー出演ができるようなコメディアンは、必ず映画にも起用されます。

番組は生放送なので、何が起こるかも分からず、時には全米を巻き込んでの大問題が起こることもあります。

ショーン・ペンさんが暴力事件を起こした翌週にはゲストで呼ばれていたり、大統領に就任直前のビル・クリントン氏がサックスを演奏することもありました。

LGBTにはもっともオープンな番組でもあり、これまでにも数々の物議を醸し出して来ました。何か不祥事があると、直ぐに番組内で謝罪しますが、その舌の根も乾かないうちにそれをジョークにするような図太さもあるほどです。差別にはジョークを持って対抗する、ある意味正義の味方のような一面も有しています。

このサタデーナイトライブの卒業者(元出演者)には不思議なボンディング(心の癒着)があり、色々な映画で共演しています。

ゴーストバスターズは、このサタデーナイトライブの出演者が、最高に楽しめてアドリブも使い放題の、他に類を見ない映画なのです。

日本でも極短い間放送していましたが、成功せずに終わっています。日本では、ジョークの質も異なり、政府を敵に回してでも自分達の姿勢を貫く無謀さは流行りません。オレたちひょうきん族がもっとも似ていたようですが、番組はライブではなく、各方面の圧力を打ち払うほどの強さはありませんでした。

 

とにかく、ゴーストバスターズとサタデーナイトライブの関係は思った以上に深く、今でも当番組からこの映画に出演しようとするコメディアンが大勢います。

 

 

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終わりに

 

日本ではどうか知りませんが、アメリカではコメディアンのほとんどが演劇の学校を出ています。むしろ、演劇を始めてからコメディアンとしてステージに上る人が多く、演技の基礎は比較的しっかりとしています。

おそらく日本でも同じでしょうが、アメリカでもお笑いの方が有名になるには手っ取り早く、成功すれば俳優として映画にも出演できます。日本にも負けないくらいにお笑いが市民権を得ている社会ですから、先ずはコメディーからスタートして、その後セレブの仲間入りを果たそうとする人が、挙って集まる業界なのです。

ゴーストバスターズに出ている俳優の多くが、コメディアンを経験しています。メインキャストは、ほぼコメディアンと言っていいでしょう。そんな彼らが、一番自由に、何の制約も受けずに出演できる映画が、このゴーストバスターズ3なのかもしれません。

日本公開は、この夏、8月19日(金)です。どうぞ、お楽しみに。

 

注)本作品のタイトルは、飽くまでも「ゴーストバスターズ」です。ただ、この記事を書くに当たって、前作品との混乱を防ぐために、敢えてゴーストバスターズ3としました。

 

 

ゴーストバスターズ3こぼれ話

 

今回のゴーストバスターズ3が発表されるに当って、スピンオフ作品の存在がウワサされています。ゴーストバスターズ3では女性がメインキャストですが、もう一つ男性だけで構成された同名の映画が作られているというウワサです。

古い情報を扱っているブログでは、このウワサについて書かれています。しかし、ハロルド・レイミスが亡くなった今、以前と同じようにゴーストバスターズを作るのは不可能です。しかも、ビル・マーレー以下ゴーストバスターズの出演者が、カメオ(チョイ役)として登場する限り、同時期に同じ内容の映画を当ててくるとは考えられません(興行収入を二分するような愚かな行為をするわけがない)

もし、スピンオフ作品が作られたとすれば、おそらくドラマとして放送されるのではないでしょうか。ただ、これも定かではありません。今後、この件に関しては、ゴーストバスターズにまつわる都市伝説になるかもしれませんね。

 

ゴーストバスターズ


GHOSTBUSTERS - Trailer Announcement

 

 

 ハロルド・レイミスさんもおちおち眠っていられないかもしれませんね。ハロウィーンに戻ってきたりして。

wwptalk.hatenablog.com

 

30年ぶりの作品に、かなりのヒットを期待していたのですが、どうやら不発で終わったようです。

キャストに問題があるように言われていましたが、問題は脚本にあるのかもしれません。

監督と脚本家のコンビが、前作でのヒットに胡座をかいたのでしょうか、少々一般受けはしなかったようです。

売上は、全世界で2億2000万ドルを少し超えましたが、それでも残念ながら赤字です。

ゴーストをバストするどころか、返り討ちにあったみたいです。