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「ファインディング・ドリー」の日本語吹き替え声優は誰?室井滋さん続投で安泰

 

ファインディング・ニモの続編として作られた今作、「ファインディング・ドリー」は、前作をも凌ぐほどに注目を浴びています。

一作目から13年を経た2016年に、ようやく公開となります。

今回は、ファインディング・ドリーのストーリーと、日本語吹き替え(もちろん、筆者の想像を元にですよ)が誰になるのかをお話します。

 

 

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ファインディング・ニモといえば、ディズニーが誇る長編アニメの一つです。

ピクサースタジオが制作したアニメとしてはあまりにも有名で、それまでの興行収入を塗り替えた名作でした。

 

ディズニー・アニメとしても、2014年の「アナ雪」が公開されるまでは、堂々一位の座を11年間も守り続けてきました。

その続編として制作されたのが、この「ファインディング・ドリー」です。

前作のストーリーを受け継ぎながらも、オリジナル作品としての味を引き出しています。

ニモの出演者の多くがキャラクターを演じているにもかかわらず、11年のブランクを感じさせない新鮮さに溢れています。

 

今回の主役はニモではなく、青い魚のドリーです。

設定ではナンヨウハギとされていますが、魚であることも忘れるほどに、その表情や仕草は人間そのものです。

では、ファインディング・ドリーのストーリーについて、少しだけお話します。

 

 

目次

 

 

ファインディング・ドリーのストーリー

 

ファインディング・ニモでは、クマノミのお父さん(マーリン)が子供(ニモ)を探しに長い旅をするお話でした。

広い海の中で、色々な魚や生き物たちの助けを借りながら、グレートバリアリーフの自宅から、遠く離れたシドニーの港までの冒険を描いていました。

 

主人公のマーリンは、旅の途中にちょっと変わった青い魚に出会います。

二匹は、様々なトラブルに巻き込まれながらもニモを救い出し、やっとの思いでグレートバリアリーフまで連れて帰ります。

この、旅の間に出会ったちょっと変わった青い魚が、今回の「ファインディング・ドリー」の主人公である、ドリーです。

 

ドリーは、自分が言ったことをすぐに忘れてしまう、健忘症という病気に悩まされています。

しかし、人間の字が分かり、クジラとも話ができるとても頭が良い魚です。

一作目ではその才能を買われて、マーリンと一緒にニモを探す旅に出ました。

 

今作では、ドリーが昔の記憶を思い出すところからストーリーが始まります。

言ったことはすぐに忘れてしまうはずなのに、どうしたわけか、昔家族と暮らしていたのを思い出してしまうのです。

ドリーは、思ったらすぐに行動しなければ気がすまない性格のようで、家族のことを考えるといてもたってもいられなくなってしまいます。

 

そして、ドリーがとった行動とは……。

ここから先は、映画を見てのお楽しみです。

 

ニモでもそうでしたが、今回もドリーを探しに出かけるのはマーリンの役目です。

ただ、この映画ではドリーが主人公で、前作よりもたくさんのシーンが見られます。

特に、クジラやジンベイザメが出てきてはドリーと会話をします。

しかも、ニモの時よりもカットが長く、話の内容もめちゃくちゃ面白くて楽しいです。

 

おおっと、これ以上お話すると、映画の楽しみが半減してしまうかもしれません。

この続きは、映画館に行ってからお楽しみ下さい。

 

 

ファインディング・ドリー制作裏話

 

日本での興行成績は、「アナ雪」に次ぐ2番目ですが、全世界の興行成績は33位です。

世界中の映画を並べても、33番目にヒットした映画です。

これはすごい人気です。

 

ちなみに、これまでのディズニー・ピクサー映画を見てみると、以下の様な順番になります。

 

 ディズニー/ピクサーアニメーション日本国内歴代興行成績

1位 アナと雪の女王(2014年) 254.8億円
2位 ファインディング・ニモ(2003年) 110億円
3位 トイ・ストーリー3(2010年) 108億円
4位 モンスターズ・インク(2002年) 95億円
5位 ベイマックス(2014年) 89.6億円(3/8現在)
6位 モンスターズ・ユニバーシティ(2013年) 

 

いかに多くの人が見たかが分かります。

それほど人気のあった映画なのに、どうして続編が作られるのに、これほどの時間がかかったのでしょうか?  

実は、それにはディズニーとピクサーの、興行権に関する争いがあったのです。

 

当時は、まだスティーブ・ジョブズ氏が存命で、ピクサーの代表は彼でした。

ディズニーのCEOはマイケル・アイズナー(Michael Eisner)氏で、丁度ディズニーの収益が落ちて低迷していた頃でした。

アイズナー氏は、公開前の「ファインディング・ニモ」を見ても良い印象を持たなかったらしく、絶対にヒットはしないと思っていたそうです。

 

その頃のジョブズ氏は、まさにイケイケな経営者でしたから、ディズニー側にとってはかなり厳しい契約条件だったのです。

それが面白くないアイズナー氏は、もし映画がヒットしなければジョブズ氏と交渉し、ディズニーにとって優位なアニメ制作を進めようと画策していました。

ところが、公開されるなり300億ドルもの興行収入を上げることになり、それ以来ディズニーとの交渉は打ち切りになってしまったのです。

 

ディズニーは、サークル7アニメーション(Circle7Animation)スタジオを設立し、独自にアニメ映画の制作に入ります。

しかし、2005年に、ロバート・アイガー(Robert Iger)氏が新しいディズニーのトップになると、ピクサースタジオを買収し、また人気の出そうな映画を制作し始めたのです。

アイガー氏は、2010年にはマーベルを、そして2012年にはルーカスフィルムを買収しています。

 

2012年には、ファインディング・ドリーの続編がリリースされることが決まりました。

しかし、同じ日に「続編は中止になる!」といった怪文書が流され騒動に発展しました。

そして、2013年の4月、遂にディズニーは、「ファインディング・ドリー」の制作を公式に発表したのです。

 

ここに来るまでには様々な問題があり、ディズニーアニメは衰退の危機に陥りました。

ところが、ロバート・アイガーというニューリーダーを得たことで、ディズニーはこれまでにない発展を遂げることできたのです。

 

一難去ってまた一難を繰り返してきたディズニーですが、ファインディング・ドリーの制作でも、いくつかの問題が起こりました。

中でも、シーワルド(Sea World)でのシャチがトレーナーを襲う事件が起こったことで、ドリーのエンディングを変更しなければならなくなりました。

 

 

ファインディング・ドリーの声優陣

 

基本的には、前作の出演者が引き続きキャラクターを演じています。

ただ、新しいキャラもいくつかあり、今回のドリーでもまた人気となるでしょう。

では、英語版の出演者を見てみましょう。

 

エレン・デジェネエレス(Ellen DeGeneres) ドリー
アルバート・ブルックス(Albert Brooks) マーリン 
ハイデン・ロレンス(Hayden Rolence) ニモ (前作ではアレキサンダー・グールドが担当)
ダイアン・キートン(Diane Keaton) ジェニー、ドリーのママ
ユージーン・レビー(Eugene Levy) チャーリ-、ドリーのパパ
タイ・バレル(Ty Burrell) ベイリー、クジラ 
ケイトリン・オルソン(Kaitlin Olson) デスティニー、ドリーの姉(養子)、ジンベイザメ 
エド・オニール(Ed O'Neill) ハンク 、怒りん坊のタコ
ウィレム・デフォー(Willem Dafoe ) ギル、水槽の中のアイドル
ボブ・ピーターソン(Bob Peterson) ミスター・レイ、ニモの学校のマンタの先生
アンドリュー・スタントン(Andrew Stanton) クラッシュ、ウミガメ、さらにこの映画の監督さんです。 

 

ドリーの声を担当するエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)さんは、アメリカで大人気のコメディアンです。

前作でもドリー役で出演しています。

ザ・エレン・デジェネレス・ショー(The Ellen DeGeneres Show)のホストを務め、この番組は2003年以来の長寿番組となりました。

今、アメリカで最も有名なテレビタレントです。

 

マーリンの声は、一作目から引き続き、アルバート・ブルックス(Albert Brooks)さんが担当しています。

この人も有名なコメディアンで、サタデーナイトライブにも出演し、番組の構成作家でもあります。

本名が、アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)といい、相対性理論の物理学者アインシュタインと同姓同名であることでも知られています。

 

他にも、ダイアン・キートンさんや、ウィレム・デフォー(一作目でも登場)さんが声の出演をしているのが面白いです。

 

エレン・デジェネエレスさんは、一作目のニモの時から好評で、早くから今作への出演がウワサされていました。

今回、公開に漕ぎ着けたことに、ことさら喜んでいるようです。

 

 

日本語での吹き替え

 

マーリン(カクレクマノミの父) 木梨憲武
ドリー(ナンヨウハギ) 室井滋
ニモ(カクレクマノミの子) 宮谷恵多
ギル(ツノダシ) 山路和弘
ガーグル(ロイヤル・グランマ) 津田寛治
ブロート(ハリセンボン) 乃村健次
ピーチ(ヒトデ) 定岡小百合
バブルス(キイロハギ) 清水明彦
デブ&フロー(ヨスジリュウキュウスズメダイ) 森崎めぐみ
ジャック(アカシマシラヒゲエビ) 斉藤志郎
エイ先生(マダラトビエイ) 赤坂泰彦
ブルース(ホオジロザメ) 郷里大輔
チャム(アオザメ) 二又一成
アンカー(ヒラシュモクザメ) 石住昭彦
クラッシュ(アオウミガメの父) 小山力也
スクワート(アオウミガメの子) 菅光輝
ナイジェル(ペリカン) 後藤哲夫
歯科医師(フィリップ・シャーマン)稲葉実
ダーラ ルル・エベリング  久野美咲
シェルドン(オオウミウマ) 海鋒拓也
タッド(フエヤッコダイ) 須賀健太
パール(メンダコ) 上野一舞
ボブ(オオウミウマ) 梅津秀行
フィル(フエヤッコダイ) 鈴木勝美
テッド(メンダコ) 楠見尚己
カニ ローブ・マクマナス 塚地武雅
鈴木拓
コーラル(カクレクマノミの母) 進藤晶子
大口魚の母  LiLiCo
小さな魚  中島ヒロト
大きな魚  さかなクン
ロブスター  やまだひさし
メカジキ  YASU
イルカ  杉山39
アジサシ  吉井歌奈子
ムーンフィッシュ  ジョン・ラッツェンバーガー

 

ドリーには室井滋さんが扮しています。

個人的には最適な人選だと思います。

マーリンの声には若干不満がありますが、おそらく今回の作品でも起用されています。

 

その他の声は、有名人ではなくとも、しっかりとした声の演技ができる声優さんであれば問題はないはずです。

間違っても、アイドルや俳優は使わないで欲しいものです。

ニューフェイスとしては、上川隆也さんが七本足のタコのハンクを、タレントの中村アンさんがジンベエザメのディスティニーを演じています。

 

 

終わりに

 

監督は、前作同様アンドリュー・スタントン(Andrew Stanton)氏が行いました。

ファインディング・ニモのライターであり、監督も兼任した才能溢れる芸術家です。

さらに、アンガス・マクレーン(Angus MacLane)氏も監督(こちらはco-director)として参加し、ビクトリア・ストラウス(Victoria Strouse)さんがライターです。 

 

2003年には、アカデミー賞ベストアニメーションフィルム(Academy Award for Best Animated Feature)でオスカーに輝いたファインディング・ニモだけに、今回のファインディング・ドリーにも大きな期待がかかっています。

ピクサースタジオの開設30週年記念に当たる年でもあり、相当な気合が入っています。

日本語での吹き替えでは、どこまでオリジナルの面白さに近付けるかが焦点となりますが、室井滋さんがドリーを演じる限りは安心です。

 

もし、他のタレントを起用することにでもなれば、せっかくの大作が台無しになりかねません。

「アナ雪」のこともあり、声の出演には気を使うところでしょうが、演技のできる声優か俳優を採用してもらいたいものです。

 

ファインディング・ドリーは、7月16日(土)の公開予定です。

 

ファインディング・ドリー(英語版)


Exclusive! A Brand New ‘Finding Dory’ Trailer

 

 

 おまけ:ピクサー映画のトリビア、ファインディング・ドリー

 

1. ピクサー映画の続編が作られた中で、題名に"2"が付かず、一作目とは題名が違う、「モンスター・ユニバーシティ」に次ぐ2番目の映画。

 

2. ピクサー映画の中で、4番目に一般販売権を得た作品。トイストーリー、カーズ、モンスターインク、そして今作品「ファインディング・ドリー」

 

3. ピクサー映画としては3番目の、女性が主人公となった作品。メリダの不思議の森、インサイドヘッド、そして今作品「ファインディング・ドリー」

 

4. ピクサー映画の中では3番目となる、一作目の副主演が主演に代わった作品。カーズ、モンスターズ・ユニバーシティー、そして今作品「ファインディング・ドリー」

 

どうぞ、ファインディング・ドリーをお楽しみに!