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さて、いかがなものかと?

暮らしに役立つ情報をメインとし、超常現象や都市伝説、さらに新作映画のレビューを掲載しています。

映画「The Shack・神の小屋」は問題作として注目!女優すみれの演技に称賛?!

 

タレントのすみれさんが出演するハリウッド映画、「The Shack」が、注目検索キーワードとして登場しました。出演に関しては去年から既に告知されており、かなりの反響があったようです。

映画「The Shack」と、すみれさんの役どころについて見てみましょう。

 

 

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自費出版からベストセラーになった本

 

小説を書く人なら分かると思いますが、出版社から本を出版するのは並大抵のことではありません。

本を出版するなら、文芸賞に応募して佳作以上をとるか、自費出版を後押ししてくれる会社と提携するかのどちらかです。文芸賞をとるのは宝くじを当てるようなものであり、ほとんどの作家志望者が苦渋を舐めています。

自費出版とは言っても、一ページを編集するのに一万円はかかります。200ページ以上の長編ともなれば、二百万以上の金額が必要になります。「リアル鬼……」というタイトルの小説を書いた作家は、自費出版で250万もの大金を払いました。

かなりの冒険をしたものですが、今やそれ以上の利益を生む、売れっ子作家として大成しています。

 

ハリウッド制作映画「The Shack」は、同名の、自費出版からベストセラーになった本を原作としています。

作家は、ウイリアム・ヤング(William Paul Young)さんといい、敬虔なクリスチャンです。作家として成功するまでは、オフィスのマネージャーやホテルのフロント業に携わっていました。

作家を目指していたわけではなくて、出版された本についても、子供のクリスマスプレゼントに書いた物語でした。それを数人の友人が読んだところ、あまりに好評だったので刊行することにしたのです。

出版当時は全く売れず、彼の名を知る人はほぼゼロでした。ところが、一部の熱狂的な支持者によって、瞬く間にベストセラーになりました。

USAToday(メジャー新聞の一つ)では、2008年6月8日でのベストセラーとして取り上げています。

ニューヨーク・タイムスでも、2008年6月から2010年の初めまでの、最も売れた書籍として紹介しています。

 

 

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この方が原作者のヤングさんです。

 

 

キリスト教を背景としたミステリー小説

 

多くの読者が「スピリチュアルな本」と評していますが、実際にはミステリーです。なるほど、主人公の体験が宗教的な精神世界を描いているので、スピリチュアルと言えなくもありません。

しかしながら、ハッピーエンドからは程遠い終わり方をしており、ストーリーの紡ぎ方も、少々後味の悪いミステリー調の小説だとも見られます。映画では、どこまで原作に忠実に作られているかが問われるところです。

原作のジャンルとしては、キリスト教関連書籍に含まれます。

 

 

アメリカやカナダでは物議を醸した問題作

 

映画のシナリオを手がけたのは、「ヤングガン(Young Guns、1989 主演エミリオ・エステベス)」や「サンダーハートThundar Heart、1992 主演バル・キルマー)」のライターでもある、ジョン・フスコ(John Fusco)氏です。彼は、スピリットを絡めたミステリーが得意で、サンダーハートでも同じような雰囲気を作り上げていました。

監督は、スチュアート・ヘーゼルディン(Stuart Hazeldine)氏で、メガホンを取るのは本作品で三作目となります。監督としてはまだ大きな成功を収めていませんが、「The Shack・神の小屋」では露出が期待されています。

 

ただ、原作の「The Shack」は、様々な方面からの物議を醸した小説です。映画になっても、決して一筋縄では行かない波乱が予想されています。

原作は、キリスト教の三位一体(父と子と精霊)の概念を取り入れていて、それがまたストーリーの中心を構成しています。

しかしながら、クリスチャニティーが教義とする三位一体とはかなりかけ離れた表現がされているので、キリスト教フリーク(中には狂信的な人もいます)から攻撃を受けることになりました。

中には、雑誌やラジオ番組で、大々的に「The Shack」をボイコットしようとする動きもありました。それに、小説の後編にはかなりショッキングな描写もあるので、総じてキリスト教を汚しているとの意見も出ています。

 

 

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ストーリーの概要とすみれさんの役どころ

 

ストーリー

物語は、ある子持ちの男性がキャンプに行き、そこで事故に遭遇することから始まります。男性が経験したことは映画の中で見て下さい。ここで話すと全てが分かってしまい面白くありません。

事故から数年後、男性はある不思議な体験をします(この体験がスピリチュアルであり、物議の的とされている部分です)。ここに登場するのが前述した三位一体です。そして、この三位一体の表現が特殊なので、キリスト教関係者が文句を言っているのです。

 

 

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 すみれさんの役どころ

彼女の役は、サラユ(Sarayu)と呼ばれる精霊(聖霊)です。妖精とは違い、権威ある霊格とでも表現しておきます。とにかく、主人公の男性を導く宗教的に崇高な存在です。

ハリウッド映画でのスピリットというと、ヒラヒラの衣装を纏った、輪郭のはっきりとしない光の中にいる人物、を想像してしまいます。今作ではかなり人間的に演出しているようですが、神の化身には違いないので、かなり難しい役だと推測しています。

彼女はバイリンガルです。英語が堪能なのは当然ですが、はたして演技のほどはどうなのでしょう。高校大学を通して、演技の勉強はかなりされているようなので、個人的にはかなり期待しています。

ただし、宗教的な色合いが濃いために、一般的な娯楽映画のようなヒットはしないと考えられます。

しかし、メル・ギブソン監督作の、「パッション(The Passion of the Christ)」も、公開当初は色々と問題が起こりましたが、最終的には福音的サポート(Evangelical support、キリス教信者によるサポート)を受けた前例があります。そこからすれば、「The Shack・神の小屋」も、コアなファンによって語り継がれるような、息の長い作品になり得るかもしれません。

すみれさんがどのように演じたかは想像もつきませんが、彼女の自然な雰囲気と東洋的な和みのムードが表現されていれば、まずダイコン役者と謗られることはないはずです。

 

 

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主演のサム・ワーシントンさん。

 

 

出演者一覧

 

サム・ワーシントン Sam Worthington(アバター、タイタン)

ラダ・ミッチェル Radha Mitchell(サイレントヒル)

オクタビア・スペンサー Octavia Spencer(ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜)

グラハム・グリーン Graham Greene(サンダーハート)

アビブ・アルシュ Aviv Alush(アイランド)

スミレ・マツバラ Sumire Matsubara 

 

以上は、主演と三位一体の役についている俳優さん達です。映画では、パパ(Papa)、大工(Jesus Christ)、それにサラユ(Sarayu)が登場します。

サム・ワーシントンさんはアバターで有名ですし、ラダ・ミッチェルさんはサイレントヒルの最後まで生き残る(?)役として知られています。

オクタビア・スペンサーさんはアカデミー助演女優賞に輝いた女優さんで、今回はパパの女性版を演じています。

グラハム・グリーンさんは、ハリウッドでは知らない人がいないくらいの名脇役です。今回は、パパの男性版を演じています。

アビブ・アルシュさんはインド系の俳優さんで、日本ではまだ馴染みがありません。今回はイエスキリストの役で登場します。

ここに、サラユ役でスミレさんが加わります。オーディションで勝ち取った役だけに、演技には十分眼を見張るものがあるでしょう。

 

 

終わりに

 

 サム・ワーシントンさんを迎えるくらいなので、低予算の映画でないことは確かですが、さてどこまで話題に登るかは不明です。現段階では、一部のファンによる口コミ合戦が展開されているようです。

原作が口コミにより広がったこともあり、本作の公開にも同じ効果が期待されます。

日本では、すみれさんを見に、この映画に行く人が多くなるでしょう。原作ほどには宗教色は出ていないと予想しますので、映画そのものもかなり面白いと思います。少なくとも、退屈な記録映画とは異なります。

ところで、すみれさんのクレジット(出演時の名前)ですが、Sumire Matsubaraとなっていました。お母さんの松原姓を使っているようです。ハリウッド映画には初出演ですが、過去のドラマには出演しています。 

2014年に、ハワイ・ファイブ・オー(Hawaii Five-0 、TV シリーズ) のケイラニ・マクア(Keilani Makua)役でね。後ろ姿しか映らない、現地のチョイ役でした。探してみるのも面白そうです。

 

 

こちらもおススメです。

wwptalk.hatenablog.com

 

映画「The Shack・神の小屋」は、アメリカで2017年3月3日の公開予定です。

以前は、2016年の11月に公開予定でしが、2017年にずれ込んだようです。

日本での公開は未定です。