読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さて、この映画いかがなものかと?

新作映画のレビューとおススメ映画の紹介、さらには暮らしに役立つ情報を掲載しています。

「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」の映画化でスピルバーグとディズニーが初タッグ!この秋ヒット間違いなし!

2016年公開予定映画

スティーブン・スピルバーグと言えば、ハリウッドを代表する映画監督であり、これまでの常識を打ち破ってきた最も前衛的な映画人です。

そのスピルバーグ氏が、2016年7月1日に米国で公開されるハリウッド映画、THE BFG」を撮りました。

 

今回は、このTHE BFG」(日本語のタイトルは未定、5月14日現在)にスポットを当ててみます。

ちなみに、BFGとは、Big Friendly Giant(大きな優しい巨人)の略です。

 

 

f:id:wwptalk:20160514185306j:plain

Copyright by Disney

 

 

目次

 

 

THE BFGは世界的に有名な児童小説

 

巨人を題材にした物語はたくさんあります。

ジャックと豆の木ガリバー旅行記、ギリシャ神話には大勢登場しますし、北欧神話では巨人と神様が戦いを繰り広げます。

 

物語に出てくる巨人のほとんどが、なぜか悪者にされています(日本の漫画、進撃の巨人でも同様です)

しかし、中にはとても心優しい巨人もいて、アメリカの食品加工会社、ミルズ社のグリーンジャイアントなどはその一人です(物語ではありませんけどね。失礼)

 

そんな悲しい性を背負った巨人ですが、ロアルド・ダール(Roald Dahl)氏が創造した巨人は、子供とすぐにでも友だちになれるほど親切で温かい心の持ち主です。

 

ロアルド・ダール氏は、世界的に有名は小説家です。

ジョニー・デップさん主演のファンタジー映画、チャーリーとチョコレート工場」の原作を書いたのも、このダールさんでした。

児童小説とは全く違ったテイストの、ミステリアスな短編(あなたに似た人)も書かれています。

 

1990年に亡くなるまでには、かなりの数の作品を残していらっしゃいます。

中でもこのTHE BFGは、不朽の名作として語り継がれており、今なお世界中の子供に愛されているファンタジーです。

 

日本では、オ・ヤサシ巨人BFGというタイトルが付けられています。

ちょっと面白いタイトルですが、内容はもっと面白く、大人も子供も楽しめるお話です。

 

 

 

 

そして、このちょっとおかしな日本語タイトルが付けられた児童小説を、スピルバーグ監督が映画として再び世に送り出しました。

 

 

f:id:wwptalk:20160514222156p:plain

Copyright by Disney

 

 

ディズニーが映画化

 

「ズートピア」が空前のヒットを飛ばす中、ますます絶好調に見えるディズニーですが、スピルバーグ監督との共同作品はこれまで一つもありませんでした。

 

彼自身、近年は制作や総合指揮をとることが多く、2015年のブリッジ・オブ・スパイ」が久しぶりの監督作品でした(トム・ハンクスとマーク・ライランスが共演した、アクションスリラー映画)

 

ディズニーからオファーが来なかったのではなく、あまりに多忙なことと、彼自身がドリームワークスの経営者であることから、実現するまでに時間を要したものと見られます。

それに、「ブリッジ・オブ・スパイ」の配給をウォルト・ディズニースタジオが行っているところを見れば、以前から関係は良好だったと考えられます。

同じユダヤ系アメリカ人として、心の繋がりがあったのでしょうね。

彼は平和主義者としても有名ですから。

 

ただ、インディー・ジョーンズなどの例を見ると、必ずしもディズニーが絡んでいるとはいえず、その関係性はいささか複雑でもあるようです。

 

しかし、2014年辺りから、スピルバーグ監督とディズニーの間は急速に近づきました。

「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(ラッセ・ハルストレム監督作)の制作以降はさらに接近し、「ブリッジ・オブ・スパイ」でも引き続きディズニーが配給に関わりました。

残念ながら、この映画マダム・マロリーと魔法のスパイスはそれほどの脚光を浴びなかったようですが、ハートウォーミングな料理映画として一部にコアなファンを持っています。

 

とにかく、このTHE BFG」がスピルバーグ監督とディズニーの合同制作第一号となり、

長年スピルバーグ映画に親しんできたファン達の、待望の作品となるようです。

 

 

f:id:wwptalk:20160514223345j:plain

<引用元:https://cinemabravo.com/tag/the-bfg/

 

 

制作とキャスト

 

制作サイド

監督 : ステーブン・スピルバーグ

制作 : ステーブン・スピルバーグ、フランク・マーシャル(Frank Marshall)、サム・マーサー(Sam Mercer)

脚本 : メリッサ・マティソン(Melissa Mathison)

編集 : ミッシェル・カーン(Michael Kahn)

音楽 : ジョン・ウィリアム(John Williams)

 

プロダクション 

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(Walt Disney Pictures)
ドリームワークス・ピクチャーズ(DreamWorks Pictures)
アンブリン・エンターテインメント(Amblin Entertainment)
リライアンス・エンターテインメント(Reliance Entertainment)
ウォールデン・メディア(Walden Media)
ザ・ケネディ/マーシャルカンパニー(The Kennedy/Marshall Company)

キャスト 

マーク・ライランス(Mark Rylance)
ルビー・バーンヒル(Ruby Barnhill)
ペネロープ・ウィルトン(Penelope Wilton)
ジェメイン・クレメント(Jemaine Clement)
レベッカ・ホール(Rebecca Hall)
レイフ・スポール(Rafe Spall)
ビル・ハーダー(Bill Hade)

 

 

マーク・ライランス氏は、映画「ブリッジ・オブ・スパイ」での好演が認められ、アカデミー賞助演男優賞を獲得しています。

更に、子役であるルビー・バーンヒルちゃんは、ドリュー・バリモアさん以降の天才として、スピルバーグ監督のお気に入りだそうです。

話によると、6ページにも渡る台詞を暗記してオーディションに望んだらしく、わずか10歳のイギリス出身の女優が、世界で最も有名な監督の心を射止めたとしてウワサになっています。

 

 

f:id:wwptalk:20160514222359j:plain

 今回主役のルビーちゃんです。

 

 

THE BFGのストーリー

 

さあて、お待たせ致しました、「THE BFG」のストーリーを披露します。

 

と言いたいところですが、いつもの様に、ここで話してしまうとせっかくの楽しみが半減してしまいます。

そういうことで、今回はほんのさわりだけを箇条書きにしてお知らせします。

 

ポイント

 

1.  舞台は少し前のイギリス。

2. 主役はソフィーという名の孤児で、施設で暮らしている。 

3. ある夜のこと、彼女が突然おかしな気配に目を覚ます。

4. ソフィーが窓に近づくと目には見えない大きな影が……。

5. そこには24フィート(約7メーター30センチ)もある巨人が。

6. 巨人はBFGと呼ばれ、子供たちに素敵な夢を見せるのが仕事。

7. ソフィーはBFGと友達になり、やがて巨人の住む世界へとやってくる。

8. BFGには特殊な能力があり、夢を捕まえることが出来る。

9. だが、BFGの能力がソフィーを窮地に追い込むことに。

10. ブラッドボトルと呼ばれる悪玉巨人とその一味の登場に、ソフィー絶体絶命!

 

とまあ、ここから先は映画を見てのお楽しみということで、首をキリンより長くして、公開を待っていて下さい。

 

 

こぼれ話

 

もともとこのTHE BFG」は、1975年に書かれた児童小説、Danny, the Champion of the World(ぼくらは世界一の名コンビ! ダニィと父さんの物語)の一部を書き足して作られたお話でした。

 

1982年に刊行されましたが、作家の愛するお嬢さん(オリビア、Olivia)のために書かれた作品です。

ただ、オリビアさんは、1962年に麻疹脳炎にかかり6歳でこの世を去っています。

その彼女を思って作られたのがこのTHE BFGで、ダールさんはオリビアさんをソフィーに見立てて、世界の不思議を見せてあげたかったに違いありません(涙を誘う話です)

 

1989年にはアニメが作られており、クリスマスの日にイギリスで放送されています。

 

2014年に亡くなったロビン・ウィリアムス氏を主役に映画を撮る話もありましたが、実現せずに終わりました。

 

 

f:id:wwptalk:20160514215622j:plain

BFGはダールさん自身で、ソフィーは亡くなった娘のオリビアさんなのかもしれません。

 

 

終わりに

 

THE BFGの映画化が目されたのは、1991年の頃でした。

巨大映画企業である、パラマウントによって話が進められていたはずが、タッチストーン・ピクチャーズが絡むは、アンブリン・エンターテインメントは絡むはで、話が二転三転しました。

これだけ有名なストーリーですから、誰もが利権を握りたくて必死だったわけです。

 

しかし、映画化の話は一向に進まず、やがて二十年の歳月が流れてしまいます。

この間に、数名の監督がメガホンを取るとウワサされました。

 

ようやく2014年になってから、スピルバーグ監督とウォルト・ディズニーピクチャーズが手を結ぶことで一件落着を見たようです。

そして、それまで争っていたプロダクションとは関係を解除(有無を言わせずに権利を買ったんでしょうね)し、2015年にはカンヌ映画祭での試写に漕ぎ着けました。

 

スピルバーグ監督とディズニーの初コラボ映画であり、また世界中の子供(今や大人)が読んだ作品だけに、ファンも相当な期待を寄せていることでしょう。

 

英語のタイトルは、THE BFGですが、日本語のタイトルもビッグ・フレンドリー・ジャイアントに落ち着くようです。

 

色々な意味で期待が膨らむ作品です。

 

 日本での公開は、今秋9月17日(土)に決定しました。

 

 

一番最近リリースされたPV


Disney's The BFG - Official Trailer

 

 

少し古いPV


Disney's The BFG - Teaser Trailer