さて、いかがなものかと?

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蚊取り線香以外の蚊に対する防御策と撃退方法

 

夏といえば海に山、小川のせせらぎを聞きながら、束の間の避暑を満喫したいものです。

しかし、夏ともなれば決まって悩まされることが一つあります。

なんだか分かりますか?

 

トイレ?

重要ですが違います。

 

渋滞?

確かに、イライラします。

 

人混み?

日本に住んでいる限りは避けられませんね。

 

行楽地ばかりではなく、夏中どこでも、行く先々で人を悩ますモノの正体。

それは、です。

 

 

 

 

目次

 

 

蚊に噛まれるとなぜ痒い?

 

蚊が人を噛む(正確には刺すですね)場合、必ず行うことがあります。

それは、皮膚の上で一番柔らかいところを探すことです。

 

蚊の体はポンプのような仕組みになっていて、針(厳密には口)で刺して血を吸い上げます。

しかし、血を吸い上げるだけしかできず、量を調整したり止めたりすることはできません。

血を吸うのを止めるには、刺している針を抜く以外に方法はありません。

もし、針が抜けなければポンプは血を吸い上げ続け、やがては蚊のお腹を破裂させてしまいます。

 

蚊は、お腹が破裂する前に飛び立ちたいので、一番柔らかくていつでも針を抜ける部分を探さなければならないのです。

 

そして、出て来た血が固まらないように、常に酸性の唾液を出しながら吸血します。

この時出される唾液が空気に触れることにより、皮膚の痒みとなって現れるのです。

 

 

気を付けたい蚊の種類

 

では、どんな蚊でも噛むのかというとそうではありません。

日本には100種類ほどの蚊がいるようですが、実際に人の血を吸うのは30種類くらいだと言われています。

30種類でも多いのですが、雄の蚊は血を吸わず、人を刺すのは雌の蚊だけです。

 

そして、最も気を付けなければならないのはそのうちの3種類であり、それらはヒトスジシマカアカイエカチカイエカです。

 

ヒトスジシマカは、2015年に問題となったデング熱を媒介する蚊です。

この蚊の特徴は、気温が21℃以上になると活動を始めるところです。

 

アカイエカは暑さに弱く、真夏というよりは初夏や夏の終わりに発生します。

この蚊は寒さに強い種で、冬を越して生き抜くことが出来ます。

日本脳炎のウイルスを媒介するのがこの蚊です。

 

www.mhlw.go.jp

 

チカイエカは、田舎よりも都会に生息する蚊です。

冬でも気温さえ高ければ行動し、血を吸います。

 

 

蚊に噛まれない方法と撃退方法

 

蚊に噛まれないようにするには、先ずは蚊のいるところに行かないことです。

そうは言っても蚊はどこにでもいるので、いないところを探す方が難しいかもしれません。

 

そこで、例え蚊がいても、奴らを寄せ付けないようにすることが肝心になります。

 

防御策

1. 虫除けスプレー

蚊を寄せ付けないためには、虫除けスプレーが効果的です。

蚊取り線香を携帯する人もいますが、より確実に防ぎたいのならスプレーがおススメです。

 

ハーブの成分を抽出した天然素材のスプレーが安全ですが、それ以外にも市販のスプレーで十分効果を確認できます。

ミストタイプの虫除けもあり、直接皮膚には振りかけず、手につけてから肌に塗ることも出来ます。

 

 

 

2. 虫よけパッチ

スプレーやミストのように直接肌に振りかけるタイプではなく、服や持ち物に貼るシール式の虫除けです。

パッチに虫除けの成分が染み込ませてあり、効果が持続する間は虫を寄せ付けません。

禁煙パッチや痛み止めのパッチとは違い、肌に触れないのでかぶれる心配がありません。

 

 

3. 蚊帳

最も古典的な蚊の防御法ですが、ここで挙げた防御法の中では一番効果があります。

ただし、ある付帯条件があなり、それは蚊帳に穴が開いていないことと、蚊帳への入り方を知っていることです。

 

蚊帳への入り方は、裾をパタパタと振って、蚊帳の側面に止まっている蚊を追い払ってから素早く滑りこむことです。

 

 

 

 
撃退方法

1. 蚊取り線香

日本の夏と来れば「金鳥の蚊取り線香」ですが、除虫菊の成分を線香に加えた最古の蚊撃退グッズです。

その昔は蚊遣り火(かやりび)などとも呼ばれていました。

 

緑色の渦を巻いた線香で有名ですが、除虫菊はアメリカから伝わった植物で、作られた当時はまだ現在の形はしていませんでした。

蚊を燻し殺すには便利ですが、狭い空間での仕様に適しており、屋外ではそれほど効果は期待できません。

蚊取り線香は火事の原因になることが度々あったので、時代と共にその成分だけを使った電子式の蚊取り線香が普及してきました。

 

 

2. 電子蚊取り器

蚊取り線香に代わる戦力として登場したのが、ベープとか電子アースとかの液体式蚊取りグッズです。

蚊を駆除する効果のある液体を蒸発させて、空気中にその成分を発散させることで蚊を退治します。

コードのあるタイプやコードレス、または電池式などがあり、屋外でも使用が可能です。

 中には、蚊の嫌いな波長の音波を出して蚊を寄せ付けない器具もあります。

 

 

3. 吊り下げバリア式(据え置き式)

軒先や物干し竿に吊るし、空中に蚊取り成分の膜を張ることで蚊の侵入を防ごうとするグッズです(据え置き式の場合は使用する場所に置いておきます)

はたして、どれだけの効果があるのかは分かりませんが、蚊を退治するというよりは近付けないようにするための方法です。

 

 

 

 

4. 誘虫ランプ 

 除虫ランプや殺虫灯と呼ばれるのが一般的ですが、いずれもが蛾やその他の虫を駆除するのに使われます。

蛍光灯や水銀灯などのランプを内装し、その光に誘われてやって来た虫を、高電流の流れる格子で撃退します。

大きな虫に対しては絶大の効果を発揮しますが、蚊など小型の虫にはどれほど有効かは分かりません。

 

最近は、同じような原理で蚊だけを誘い込み、ファン(扇風機)によって吸引して一網打尽にするグッズもあります。

 

ただし、3.と4.のグッズは、蚊の方からやってこなければ効果はなく、室内に入りこんだ蚊に対しては撃退するまでには至りません。

 

 

 

 

それでも蚊に噛まれた時の処置の方法

 

蚊に噛まれると痒くなるのは、その唾液に痒みを引き起こす成分が含まれているからです。

 

蚊の唾液:成分

・スペルミン

・スペルミジン

・ヒスタミン

・プトレシン

 

以上の成分が含まれていますが、中でも痒みの原因になるのはヒスタミンです。

痒み止めには抗ヒスタミン剤がよく使われています。

 

そこで、このヒスタミンが働かなくなるようにするのが、痒みを止める方法となります。

ステロイド剤が炎症を抑えるため、痒み止めの中にはステロイドを使っている商品もあります。

 

そして、痒みが生じるにしても二つのタイプに別れます。

 

  1. 即時型アレルギー反応
    蚊に刺された直後(約15分以内)に起きるかゆみや赤み、発疹です。
  2. 遅延型反応
    蚊に刺されてから1日~2日後に起きるかゆみや赤み、発疹です。

 

痒みを止める代表的な方法

1. 痒み止めを塗る

2. 噛まれた部分を温める

3. 噛まれた部分を冷やす

4. リステリンを塗る

 

1.は抗ヒスタミンやその他の薬剤の効果によって痒みを緩和します。

しかしながら、2.と3.については色々な説があります。

2.や3.は、ヒスタミンの効果をなくすわけではなく、血流を減少することで痒みを抑えます。

4.についての確証はありません。ただ、私自身が実行してみたところ、何故か痒みが弱まりました。

 

他にもいくつかの家庭療法(?)がありますが、痒み止めに頼るのが無難な方法のようです。

 

 

終わりに

 

寝ている耳元で聞こえて来る耳障りな「ブ~ン」という羽音。

あの音が聞こえてくるだけで、体のどこかが痒くなってきそうで仕方がありません。

 

電灯を点けても姿は見えず、まるで闇から闇へと移動して行くノスフェラトウ(吸血鬼の原型)のようです。

たとえ姿を確認したところで、ちょっと目を離すと直ぐに視界から消えてなくなります。

夏の夜の悪夢は、きっと蚊が運んでくるのでしょうね。

 

そんな寝覚めの悪い事態を招かないで良いように、この夏こそは蚊に対する防御法と撃退法をしっかりと身に付けておきましょう。

 

要は簡単、液体蚊取り線香が一番効果がありそうです。

従来の旧式蚊取り線香も風流で結構ですが、煙が攻撃するのは蚊だけではありません。

せっかく新調したおしゃれ着も、蚊取り線香の臭いが付くとなかなか落ちません。

ここは無難に、液体蚊取りがおススメです。

 

最後に一つ言い忘れたことがありました。

蚊の幼虫はボウフラです。

梅雨時に溜まった雨水の中には、このボウフラが湧くことも珍しくありません。

 

もし、絶対に蚊を発生させない方法があるとすれば、このボウフラを湧かせないことと、羽化させないことです。

これに対する特効薬は、金魚です。