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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」いよいよ沈黙を破って2016年11月23日(水)日本公開

映画「ハリーポッター」の処女作が公開されたのが、ちょうど2001年のことでした。

そして、シリーズの最終章となったのが、ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2(Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2)でした。

実に10年もの間同じシリーズを作り続け、今も熱狂的なファンを世界中に持つ、正真正銘のギガヒット映画です。

 

そのハリーポッターが、6年の沈黙を破って、再びマグルの世界に戻って来ます。

 

 

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目次

 

 

新作の紹介

 

ハリーポッターが沈黙を破って戻って来るとは言っても、前シリーズの続編が作られたわけではありません。

今回ご紹介するのは、ハリーポッターの映画の中で使われていた教科書が題材になっています。

 

映画のタイトルは、「Fantastic Beasts and Where to Find Them」、日本語のタイトルは、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」となっています。

原題からはかけ離れた題名ですが、これからするお話を聞いていただければ、なぜこのような邦題になったのかがご理解いただけます。

 

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これが原作です。著者がニュート・スキャマンダー(Newt Scamander)になっていますね。

 

そもそも、Fantastic Beasts and Where to Find Themとは、映画の「ハリー・ポッターと賢者の石」の中で登場する、ホグワーツの生徒が使っている魔法教科書の一つです。

この本には魔法動物に関しての情報が記載されていて、ホグワーツの一年生は必ず持たなければならない大切なテキスト(むしろ辞典かな)です。

本の中には、世界中で発見された85種類にも及ぶ魔法動物の詳細が書かれており、魔法動物学(Magizoology)を学ぶ上で必須となる書物に当たります。

 

その教科書が、またどうして映画のタイトルになったかというと、それにはこの本を書いた著者が深く関係しています。

 

Fantastic Beasts and Where to Find Themを書いたのは、ニュート・スキャマンダー(Newton Artemis Fido "Newt" Scamander)という人で、ホグワーツ魔法学校を卒業した優秀な魔法使いでした。

ホグワーツを卒業後は魔法省で仕事をし、「魔法生物の規制とコントロール」課に配属されました。

この時の経験が、後々Fantastic Beasts and Where to Find Themを書くのに大いに役立ったようです。

 

そのニュート・スキャマンダーが、1926年にある場所で行われた魔法省関係のミーティングに出席した際に起こった事件(これがまた魔法動物絡みだったのです)が、今回の映画のストーリーとなっています。

 

 

映画の制作

 

さらに詳しくお話する前に、少し映画製作についてご紹介します。

 

原題 : Fantastic Beasts and Where to Find Them

監督 : デヴィッド・イエーツ(David Yates)

製作年 :  2016年

製作国 :  アメリカ

配給 :  ワーナー・ブラザース映画

 

以上が公開されている情報ですが、この他にも重要なインフォがあります。

それは、この映画がどのようにして生まれるに至ったかです。

 

上でもお話したように、 Fantastic Beasts and Where to Find Them (原作の邦題は、幻の動物とその生息地はホグワーツのいち教科書でしかありません。

しかも、内容は魔法動物に関して書かれているだけで、小説の中でも映画でも、度々登場するわけではありませんでした。

さらに、この教科書を勉強するのは一年生の時ではなく、三年生になってからです。

 

そんな教科書が映画の主題に選ばれるまでになったのには、あるワケがありました。

 

実はこの本、2001年に映画が公開された当時は、コミックレリーフ(イギリスのチャリティー)でのチャリティー対象商品でした。

恵まれない子供達への援助を目的とした慈善事業で、ハリーポッターの著者であるJ.K.ローリングスさんは、自身の書いた本を出品していたのです。

それが、ファンタスティック・ビーストだったのです。

 

ローリングスさんの知名度も手伝って、この本は17億ポンドもの寄付を受けました。

 

ローリングスさんは、これまでにも色々なポッター関係の本を執筆されていますが、2013年にワーナー・ブラザースからの打診を受けて、他の小説ではなく本著を映画化することにしたのです。

内容が面白く、ローリングスさん自身も相当な思い入れのある作品なので、彼女がシナリオライターとして参加することで話がまとまりました。

映画の中でも様々な魔法動物が出て来るように、ローリングスさんもかなりマニアックな魔法動物好きなのでしょうね。

 

映画の構想は出来上がっても、はたして誰を主人公として、またタイトルをどうするかが決まりませんでした。

そこで、ローリングスさんがワーナーに掛け合い、タイトルは原作通り(Fantastic Beasts and Where to Find Them)で、主人公も原作の作者(ニュート・スキャマンダー)にすることが決まったのです。

 

いつもなら、ここで他の出演者も紹介するところですが、今回は意図的に割愛しました。

詳しくは、映画館に行って見て下さい。

けっして、他の映画紹介サイトでは調べないで下さいね(冗談です)

 

 

シリーズでは名前しか出てこない主人公

 

ニュート・スキャマンダーが主人公に決まったものの、彼はこれまでのシリーズには全く登場していませんでした。

しかし、実際に刊行された書籍では、著者として名前が印刷されています。

このフィクションとリアルの間にある溝を埋めるために、また様々な工夫がしてあります。

 

初版が出版されたのは2000年の1月で、チャリティーが行われたのは2001年のことでした。

その頃、ハリーポッターはすでに有名人でしたが、この本(ファンタスティック・ビースト)の著者(ニュート・スキャマンダー)は全くの無名でした。

彼の書いた本はホグワーツの教科書になるくらい優れているのに、肝心の著者は誰の話題にも上らないくらいに知られていなかったのです。

 

現に、ポッターシリーズでは本の表紙に名前が記載されていただけで、顔写真すら紹介されてはいませんでした。

他には、「アズカバンの囚人」の中で忍びの地図(Marauder's Map)にちょっと名前が出て来たくらいです。

競馬なら、全くマークもされていなかった馬が、重賞レースで優勝するようなものです。

 

ニュート・スキャマンダーは、いわばポッターシリーズのダークホース的な存在といえるかもしれません。

 

 

主人公はアカデミー賞俳優

 

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」で主人公を務めるのは、今やイギリスの名優と謳われる、エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)さんです。

 

2015年2月22日に『博士と彼女のセオリー』で初のアカデミー主演男優賞を受賞したほか、同作品でゴールデングローブ賞主演男優賞、英国アカデミー賞主演男優賞等数々の賞を受賞した。しかし、その翌年には『リリーのすべて』でアカデミー主演男優賞にノミネートされる(受賞はならず)一方、『ジュピター』で第36回ゴールデンラズベリー賞の最低助演男優賞を受賞した。

 

以上のように、素晴らしい経歴の持ち主です。

2015年のアカデミー主演男優賞を取ったのは、理論物理学者であるスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキングさんとの愛の物語を主題にした作品です。

 

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余談ですが、この年の話題をさらったのは、バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)でした。

主演は、映画「バットマン」の初期作でブルース・ウェインを演じた、マイケル・キートンさんでした。

彼は、2016年のアカデミー賞作品賞に輝いた、Spotlight(スポット・ライト世紀のスクープ)でも名演しています。

 

個人的には、エディさんではなく、マイケルさんに取らせてあげたかったです(どちらも良かったのですが、やはりバードマンの方が心に刺さりました)

 

それはさておき、このエディさんですが、イギリスではかなりの名門育ちだそうです。

それをとやかくいうクリティークもいますが、そもそもセレブだからいい演技が出来るとは限らず、バックグラウンドは演技の上で大きな助けにはなっても、優れた俳優になる決め手とはなりません。

彼が色々な経験と努力によって培った能力が、今演技となって開花したに他なりません。

 

今後もますます活躍することが約束されている、素晴らしい俳優さんです。

 

 

ちょっと寄り道

 

劇中に登場するニュート・スキャマンダーさんですが、映画では1926年のニュー・ヨークに現れます。

おやおや、また悪い癖が出始めましたね。

映画の内容は映画館で確かめて下さいね(ここで話すとつまりませんからね)

 

このニュートさんですが、お母さんはあのヒッポグリフ(Hippogriff、体の半分が鳥でもう半分が馬の魔法動物)のブリーダーだったそうです。

「あんなもん育ててどうすんねん?」なんて声が聞こえてきそうですが、ハリーもハーマイオニーもヒッポグリフがいなければ亡くなっていたかもしれません。

何かしら縁を感じる、ニュート・スキャマンダーとハリー・ポッターです。

 

この動物です。非常に礼儀に煩いです。

 

それと、ニュートさんの孫は、あの不思議ちゃんことルナ・ラブグッド(Luna Lovegood)と結婚して、今や彼女の旦那さんです。

彼女の本名は、エバンナ・リンチ(Evanna Lynch)といい、2015年には同性婚を擁護するコメントをして、多くの人から称賛されていました。

まるで、映画の中のキャラクターを素で行くような人らしいです。

 

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この人がホグワーツの不思議ちゃんこと、ルナ・ラブグッドさんです。

 

 

終わりに

 

ハリー・ポッターシリーズは全て見ましたが、四作目以降は少し中弛みを感じていました。

最終話でまたハッスルしましたが、シリーズを通して一番印象に残っているのは一作目と二作目です。

 

本作は三部作として公開される予定ですが、はたして二作目は一作目を超えられるのでしょうか?

いずれにしても、ポッターシリーズからのスピンオフ作品として注目を浴びています。

今から公開が待ち遠しいところですが、またまた日本のタイトルにいちゃもんが付きそうです。

 

原作の邦題が、「幻の動物とその生息地」であるのに対して、映画の邦題は、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」となっています。

しかも、この邦題は日本独自に考え出されたタイトルで、イギリスは愚かアメリカでも使われません。

そんなことなら、「ファンタスティック・ビースト 幻の動物と魔法使いの旅」くらいにしておいた方が、ポタリアン(Potterian、ハリー・ポッターの熱狂的ファンのこと)の賛同を得られたかもしれません。

 

さてさて、どれだけ原作に忠実に作られているか、そしてファンの期待に答えられるかが楽しみです(原作とは言っても魔法動物図鑑なんですね)

私はポタリアン(何となく餅のような気がしてきた)ではありませんが、この映画にはかなり期待しています。

 

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、2016年11月23日(水)の公開予定です。

乞うご期待!

 

こちらもおススメです。

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 「ファンタスティック・ビースト」トレイラー

www.youtube.com