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さて、いかがなものかと?

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夏場でも脇の汗を止める方法 ついでに顔の汗も

生活に役立つ情報

顔は笑っているのに、脇と額からは汗がドバーッ!

こんな経験はありませんか?

特に、夏の炎天下では、木陰に隠れて話をしていても、汗だけは噴き出てきて止まりません。

 

せっかくのお洒落着も、脇の下に大きな汗ジミが出来ては台無しです。

 

そこで今回は、夏の汗(シーズンを問わずに)と上手く付き合う方法と、脇に吹き出す汗と顔に吹き出す汗をいかにして制御するかをお話します。

これで、また一つ悩みが解消できるかもしれません。

 

 

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目次

 

 

人はどうして汗をかく?

 

この世の全ての事象には、原因と結果が伴うものです。

何となく哲学的に始まりましたが、汗を止めるには、まずどうして汗が出るのかを知る必要があります。

そのメカニズムを知れば、汗を出なくする方法も分かるはずですね。

 

人間の脳細胞は、体温が45°Cを越えれば何らかの損傷を被ります。

これは、タンパク質の変性(主に卵の白身が固まる現象として覚えましょうね)が起こるのが、43度辺りだからです。

この現象を防ぐために、視床下部が指令を出して皮膚の表面に汗をかかせます。

そして、汗の蒸発によって体温を調節(常に37℃くらい)し、外部の温度が細胞に影響しないようにしているのです。

 

 体には汗を出す管のような組織(エクリン腺)があり、全身におよそ300万個存在します。

汗はこのエクリン腺から分泌されますが、300万個のおよそ半分は休眠状態で、それほどは働いていないと言われています。

 

 

脇汗と顔汗の違い

 

汗は全身から出ますが、もっとも気になるのが脇の汗と顔の汗です。

自然現象とは分かっていても、その量が多くなるとどうしても気になってしまいます。

そこで、少しばかり脇汗と顔汗の違いについてお話します。

 

脇汗

体を動かせば熱が発生し、またその熱を体から取り除こうとして汗が出ます。

脇の下は腋窩(えきか)と呼ばれ、腋窩動脈と静脈が流れるとても重要な部分です。

体の奥深い部分とほぼ同じ温度なので、体温を測るときにはここに体温計を挟む場合があります。

 

大きな血管が流れているので、ここを冷やせば血液が冷やされ、早く体温を下げられます。

脇に多量の汗をかくのは、体温を早く下げることに役立つ合理的な方法なのです。

脇の下の汗は、主にアポクリン腺から分泌され、少しべと付きます。

 

 

顔汗

汗に変わりはありませんが、顔だけに出る汗は体温の調整とはあまり関係がありません。

顔にばかり汗をかく人は、多くの場合運動不足である可能性があります。

汗腺は汗を出す工夫(運動やサウナなど)をすることで働くようになり、エアコンの効いた部屋にばかりいたり運動をしないでいたりすると働かなくなる傾向があります。

 

体を動かさなければ体温を下げる必要もないので、常に動いている部分の汗腺だけが活性化します。

これが、運動不足の人が顔に汗をかきやすくなる原因です。

ただし、顔に出る汗は脇の下に出る汗とは若干異なります。

 

エクリン腺から出る汗は、サラサラとしていて乾きやすく、熱を早く奪ってくれます。

これは、汗の成分にミネラル分が含まれておらず、ほとんどが水とごく少量の塩分だからです。

顔の汗もエクリン腺から出ますが、顔汗をかきやすい人の汗腺は働きが悪く、ミネラル分の再吸収が上手く行きません。

 

結果的に、顔汗をかきやすい人の汗は、ミネラル分が含まれたベトベトな汗になる場合が多いようです。

 

 

汗には種類がある

 

汗には、腸内細菌と同じで良い汗と悪い汗があります。

では、2つのタイプの汗の特徴を見てみましょう。

 

 

良い汗

1. サラサラとしていて蒸発しやすい。

2. 少ない量でも効率よく体温の調節が可能。

3. 極少量の塩分を含むが、皮膚の表面を酸性に保つ働きがある。

4. 臭いの原因になる雑菌が繁殖しにくい。

 

悪い汗

1. ベタベタとしているので蒸発しにくい。

2. 体温の調節がうまく行かない。

3. ミネラル分が多く含まれるので、皮膚の表面をアルカリ性にする。

4. 雑菌が繁殖しやすく臭いの原因になる。 

 

良い汗と悪い汗には通説があり、以下のように知られています。

 

現代人は、「悪い汗」をかきやすくなっているといえます。その原因は、汗をかくことが減り汗腺が衰えたことです。汗腺は、人間の進化の過程で最後につくられた未完成の器官といわれ、全体の約半分は「休眠汗腺」といって通常は働いていません。汗をかかない生活をしていると、さらに汗腺は退化し「休眠汗腺」を増やしてしまうのです。悪い汗は、様々な不調の原因にもなります。よい汗をかく体質に改善しましょう。

 

いきなり汗をかけと言われても難しいので、歩くことや半身浴などから初めて、汗をかきやすい体質に改善しましょう。

 

 

汗の黄ばみと臭い

 

汗をかくと体が臭くなったり、着ている服の繊維が黄色くなったりします。

その原因は、汗と一緒に分泌された脂質成分が空気によって酸化されるためです。

汗そのものは無色無臭ですが、酸素に触れると化学反応を起こします(特に、脇の汗はアポクリン腺から出るので、タンパク質や皮脂が含まれています)

 

皮脂成分は、皮膚表面の細菌によって分解され悪臭を放つようになります。

これが、俗に知られている、汗をかいた後の悪臭です。

また、汗には尿と同じ成分が含まれているので、水分が蒸発するとともにその成分が肌の表面や衣服に付着します。

 

白い繊維を黄色くするのはリポフスチンと呼ばれる色素で、アポクリン腺の数が多いほど黄色くなりやすいようです。

繊維が一度黄色くなるとなかなか落ちにくく、繊維そのものにもダメージを与えます。

もし、繊維を白くしたいなら、漂白剤でも構いませんが重曹がより効果的です。

 

重曹は消臭剤としても使えるので、水に溶かして脇の下に噴霧しても構いません。

 

 

汗をかかなくする方法

 

汗をかけば(特に脇の下)、高い確率で悪臭を放ちます。

そこで、なるべく汗をかかないような方法はないかを考えてみましょう。

さらに、例え汗(脇の下)をかいても臭いにならないような方法も見てみましょう。

 

汗をかかなくする方法

 

体のある部分を圧迫することで、脇の下と顔に汗をかきにくくなります。

着物を着る人はよくご存知ですが、乳首の少し上の部分から体の周りに、やや太めの紐を巻くようにします。

こうすることで、紐を巻いた部分から上は汗をかきにくくなります。

 

紐が嫌ならバンデージ(包帯などの細い帯状のもの)のようなものでも構いません。

あまり強く締め付けると息苦しいので、着物の帯やサラシを巻く感覚でOKです。

長時間の圧迫は禁物ですが、半日程度なら余裕で利用できます。

 

ただし、この方法は皮膚圧反射(半側発汗)と呼ばれ、一時的に顔と脇に汗をかかなくする手段でしかありません。

体を紐やバンデージでラップしている間は、脇の下以下の部分にいつもより多く汗をかきます。

 

汗が臭いにならないようにする方法

もっとも手っ取り早いのが、汗の出る部分に制汗剤を塗る方法です。

銀には殺菌作用があり体にも無害ですので、銀の含まれたパウダー式の制汗剤はおススメです。

ロールオン式は、汗腺を一時的に埋めてしまう制汗剤です。

 

ネットで調べてみると、デトランスαという商品が信頼される制汗剤のようです。

しかしながら、就寝前に塗った場合は朝起きた時に脇の下を濡れたタオルで拭かなければならず、それを怠ると脇の下がベトベトになるそうです。

気を付けていただきたいのは、塗布後痒みを覚える人もいるようなのでパッチテストを行った方がいいのと、市販のデオドラント剤に比べてかなり値が張ることです。

 

デオドラント剤だけでは心配なら、汗を吸収するパッドのようなものを着けるのも一つの方法です。

パッド自体に菌を繁殖しにくくする工夫がされているので、臭いの原因は抑えられます。

しかも、汗をよく吸収してくれるので、衣服のシミにもなりにくく一石二鳥の効果が期待できます。

 

もう一つの方法は、濡れたタオルを使ってこまめに汗を拭くことです。

汗をかいた状態で放置しておくと、その部分に菌が繁殖し臭いの原因となります。

「臭いは元から断つ」と言われるように、臭いの原因になる汗を処理さえすれば、自然と臭いも失くなります。

 

 

終わりに

 

夏だからといって、いつも汗だくになる必要はありません。

汗を多くかく部分には制汗剤を塗ったり、こまめに汗を拭くことです。

 

日本人の平均的な発汗量(体重65㎏の人が室内で汗をかく量)は、 平均温度が30℃だとすれば、一日に3リットル程度、戸外を歩いた場合は一時間に0.5リットル程度と言われています。

密閉された空間(室内や工場など)で仕事をする人は、一日に8時間の労働をするとして、11~12リットルの汗をかきます。

汗をかいたままにしておくと、悪臭の原因になるばかりではなく、体温を奪われ過ぎて体調を崩す場合もあります。

 

汗を大量にかいたと思うときは、できればシャツを替えるとか、前身を濡れたタオルで拭くのが良いでしょう。

体を清潔に保つばかりではなく、気分のリフレッシュにもなり、それこそ一挙両得といえますね。

 

それと、これは放置した汗による臭いの原因とは異なりますが、普段食べるものによっても汗が臭くなる場合があります。

タバコや刺激臭の強い食材(にんにく、ニラ、香辛料)、それに酒類は、発汗と共に臭いの原因になります。

いくら汗の量が少なくても、以上の嗜好品を摂取している限りは、体臭が消えることはありません。

 

「臭いニオイは元から断たなきゃダメ」なんてCMがありましたが、それこそ毎日の生活がニオイの元になっているようです。

生活習慣を変えれば、それだけで臭いは撃退できるのです。