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さて、いかがなものかと?

暮らしに役立つ情報をメインとし、超常現象や都市伝説、さらに新作映画のレビューを掲載しています。

映画「ソーセージパーティー・Sausage Party」は子供が見られないR指定のアニメ

2016年公開予定映画

作るのは大変でも、それほどの予算は組まれないのがアニメ映画です。

実写に比べても作業工程は多く、一つのラインや一つの動きがおかしいだけで、ワンカットが見るも無残な姿に変わります。

最新の注意を払って作られるアニメ映画ですが、必ずしも子供のためだけの娯楽ではありません。

 

 

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今回ご紹介するのは、アニメとしては珍しく、これまでに類を見ないキャラを主演とした作品、「ソーセージパーティー・Sausage Party」です。

好き嫌いが二分されるのは明らかですが、YouTubeでの視聴回数も多く、あながち捨ててもおけないアニメ映画のような気がします。

その魅力に迫ってみます。

 

 

File:Sausage Party.png

 

 

目次

 

 

食べ物が主人公のアニメ

 

このアニメが珍しいのは、何と言っても主人公が人間や動物ではなく、日頃から口にしている食べ物だというところです。

短編アニメでは、擬人法を用いた、「物」が主人公となる作品はけっこう作られています。

長編アニメでも、「トイ・ストーリー(Toy Story)」などはその代表的な例です。

 

しかし、食材だけがメインのキャラを務めるアニメは、あまり記憶にありません。

飽くまでも、人や動物が物語を進行し、その引き立て役として食品が登場するのが定石です。

食べ物が擬人化されて登場するのは、「シュレック(Shrek)」のジンジャークッキー(人型のクッキーで言葉を話す)や、「ゴーストバスターズ(Ghostbusters)」のマシュマロマンなどが思い出されます。

 

ただし、彼らはストーリー的にはあまり重要ではなく、話のつじつまを合わせるための脇役でしかありませんでした。

ところが、今回のアニメは、これまであった常識を覆すような作品となっています。

何と、物語に登場するのは食べ物ばかりで、中でも添加物が一番多く含まれている、今や子供には食べさせたくない食材No.1に挙げられる、ソーセージが主役です。

 

 

アニメでは珍しい成人指定

 

本作のタイトルは、あろうことか「ソーセージパーティー・Sausage Party」といいます。

余談になりますが、英語のスラングでSausage Partyといえば、男だけで行うパーティーとか、女の子の数が圧倒的に少ないパーティーを指して言います。

これだけでも、何やらいやらしい臭が漂ってきそうですが、本作とどれほどの関係があるのかは定かでありません。

 

話を戻してこのアニメについてですが、登場するのはほぼ食品だけです。

食べ物の、食べ物による、食べ物のための(本当は人の)アニメです。

人は食品を消費するだけの存在で、ストーリーの中ではまるで怪物扱いです。

 

描写がいささかアダルト的なのか、アニメにしては珍しく、成人指定にされています。

なぜか、子供をターゲットとしない、大人向けのアニメ映画になりました。

当初からの計画だったのか、さもなくばあてが外れただけなのか、いずれにせよアメリカではR指定の映画として公開されました(2016年8月12日)

 

ハリウッドでは、R指定にされただけでも一気に観客動員数が下がるので、はたしてこのアニメが成功するかは疑問です。

 

 

製作陣とキャスト

 

製作陣

監督: グレッグ・ティアナン(Greg Tiernan)、コンラッド・バーノン( Conrad Vernon)

脚本: セス・ローゲン(Seth Rogen)、エイバン・ゴールドバーグ( Evan Goldberg)

製作: ミーガン・エリソン(Megan Ellison)、Seth Rogen、Evan Goldberg Conrad Vernon、ジョナ・ヒル(Jonah Hill)

配給:   コロンビア・ピクチャーズ(Columbia Pictures)

 

 グレッグ・ティアナンさんは、日本でも人気のアニメ、機関車トーマスの監督さんです。

コンラッド・バーノンさんは、「シュレック2」や「モンスターVSエイリアン」の監督です。

二人共に、アニメの監督やプロデュースに長く携わってきたベテランです。

 

セス・ローゲンさんは、映画「ネイバーズ」で主演を務めています。

ミーガン・エリソンさんは、今最も注目されるハリウッド映画のプロデューサーの一人で、2014年タイムマガジン(Time)の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。

ミーガンさんのお父さんは、JAVAで有名なオラクル(Oracle)社のCEOです(金持ちは何にでも手を出すので怖いで~)

 

 

キャスト(声の担当)

セス・ローゲン:Seth Rogen
クリスティン・ウィグ:Kristen Wiig
ジョナ・ヒル:Jonah Hill
ビル・ヘイダー:Bill Hader
ミッシェル・セラ:Michael Cera
ジェ-ムズ・フランコ:James Franco

 

声優を担当しているのは俳優さんばかりのようですが、日本での知名度はそれほどではなく、これから有名になるかもしれません。

ジェームズ・フランコさんが、「スパイダーマン」や「オズ はじまりの戦い(Oz the Great and Powerful)」でお馴染みです。

クリスティン・ウィグさんは、この夏公開予定の「ゴーストバスターズ」にも出演している、アメリカ切っての女性コメディアンです。

 

 

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あらすじ

 

ショップウエルは極ありふれたスーパーマーケット。

ゆったりしたスペースには、多くの商品が並んでいます。

その中には、毎日食卓に上る食材の数々が、きれいに陳列されていました。

 

フランクは、いくつもある食材の間に挟まれたソーセージです。

彼の生き甲斐は、いつかお客に選ばれて、彼らの食卓に上ること。

しかし、ある日購入されたフランクは、人間のキッチンで世にも恐ろしい体験をすることに。

 

彼のガールフレンド(ホットドッグ用のパン)と共に、食材となる運命から逃れようとする彼ら。

そして、キッチンから脱出を企てる食材を待つ運命とは……。

 

これだけでも映画のストーリーが想像できてしまいますが、要するにユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンが共演した、「アイランド」の食材バージョンです。

期待していた天国が人間のキッチンで、想像とは裏腹に悲惨な現実が待ち構えているといった内容です。

 

 

 こちら「アイランド」。

 

 

過去の類似した作品

 

劇場用のアニメで成人指定がされるのは、ひょっとしてこれが初めてかもしれません。

過去には成人用のアニメもリリースされてはいますが、一般的な娯楽用アニメとしてR指定がされたのは、この作品が一番乗りです(他にもあるかもしれませんね)

ただし、過去には、これ以上にお色気ムード満載のアニメ映画がありました。

 

1992年公開のアメリカ映画に、「クール・ワールド(Cool World)」があります。

実写とアニメを合成した、サイケデリックな世界を繰り広げています。

主演は、キム・ベイシンガー(Kim Basinger)さんと、ガブリエル・バーン(Gabriel Byrne )さん、それに当時まだ売出中だったブラッド・ピット(Brad Pitt)さんが出演しています。

 

この頃は、まだアートセンサーシップ(映倫)が厳しくなかった時代でしたが、それでもかなりR指定に近い内容でした。

個人的には楽しめましたが、興行としては大失敗で、30億ドルの予算を組みながら、回収できたのはその半分にも至りませんでした。

パラマウント・ピクチャーズの配給でしたが、この映画ではかなりの痛手を被ったようです。

 

本作との共通点などは微塵もなく、内容も全く異なり、フルアニメーションでもありません。

突っ込みどころがやたらと目につく映画ですが、キム・ベイシンガーさんがセクシーだったので、コアなファンがいるようです。

ベイシンガーさんといえば、過去にプレイボーイマガジンでヌードを披露するなど、男性の間ではちょっと忘れえぬ存在でした。

 

 

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終わりに

 

どう見ても、この映画はヒットするようには思えません。

海外のアニメ製作では、ディズニー、ピクサー、それにドリームワークス(アニメーション)が思い出されますが、その他ではイルミネーション・エンターテインメント(怪盗グルーの月泥棒)などが頭角を現してきました。

しかし、依然として上記の製作会社が圧倒的で、他はその影に霞んでいるのが現状です。

 

このソーセージパーティーも、ディズニーやピクサーのアニメに対するパロディーとして作られているようですが、はたしてどれだけの反響があるのかは見当も付きません。

バジェットは、日本円にして約30億($30million)と控えめですが、回収できるかどうかは微妙です(ひょっとすると爆ヒットするかもしれません)

ちなみに、「千と千尋の神隠し」では、19億円の予算でおよそ300億円の興行収入を上げています。

 

エッチなシーンがあるのかどうか、セックスを想起させるような描写があるのかどうかも不明ですが、アメリカではかなり話題になっています(ホットドッグ用のバンが女性の秘部に見えなくもないですが)

おそらく、宣伝に長けているのでしょう(内容は今いちだと感じています)

日本での公開は未定ですが、できれば公開して欲しくないタイプのアニメです(私は嫌い)

 

アメリカでの公開は、2016年8月12日です。

 

結果発表!アメリカでは、驚きの大ヒットを記録しました。

20億円にも満たない予算で、1億3500万ドル(アメリカでは9700万ドル)の興行収益を上げています。

日本でも、おそらくそこそこのヒットが予想されます。

 

 

ソーセージパーティー トレイラー

youtu.be

 

こちらもアニメ映画ですが、「R」指定ではありません。

wwptalk.hatenablog.com

 

日本公開は11月4日(金)に決定!