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さて、いかがなものかと?

暮らしに役立つ情報をメインとし、超常現象や都市伝説、さらに新作映画のレビューを掲載しています。

「ゴーストバスターズ3」は嫌われつつも滑り出し好調!でも差別問題でやや荒れ模様

2016年公開予定映画

2016年7月15日に公開されたゴーストバスターズ(2016)が、不人気とされながらも滑り出しは好調で、今後どこまで伸びるかに注目が集まっています。

Youtubeでトレーラーがアップされるなり不評の嵐に見舞われましたが、オープニングには大勢の観客が押し寄せ、盛況のうちに公開されました。

しかし、出演者の一人に誹謗中傷が集まり、おかしなところで人種差別が浮き彫りになるといった、非常に懸念すべき事態に陥っています。

 

今、ハリウッドで何が起こっているのかを、ゴーストバスターズの人気に照らし合わせながら、探ってみたいと思います。

 

 

目次

 

 

オープニングは好調

 

前作から30年が経った今、あの「ゴーストバスターズ」が再びスクリーンに復活しました。

とは言え、これはアメリカでの話であり、日本での公開は8月19日の予定です。

アメリカでの興行成績は、オープニングの週末(現地時間の7月15日)だけで4600万ドル($46million)を売り上げ、18日までには5000万ドル($50million)を越えてきました。

 

今回の作品は、主演が女性ばかりといささか異色で、前作のニュアンスを受け継ぎながらもストーリーは別物として扱われています。

旧ゴーストバスターズの面白さは据え置き、その上にこれまでにはなかったタイプのユーモアとギャグを加えています。

前回までは男性目線で作られていた映像が、今作では全面的に女性の視点から見た世界に変わっています。

 

それだけに、笑いどころも違えばテンポも違い、旧作のイメージを抱いて見に来た人は肩透かしを食らうかもしれません。

しかしながら、旧ゴーストバスターのリブートとは言っても既に30年が過ぎていて、社会も違えば生活の速度も違います。

当時はコードに繋がれた電話を使っていましたが、今やスマホの時代です。

前作を知らない人でも楽しめるように、本作は過去から切り離した新生のゴーストバスターズです。

 

いくら同名映画でも、監督も脚本家も、さらには出演者のほとんどが前作との縁がない人たちです。

「続編だと思っていたらそうではなかった」と感じる人も多いでしょうが、面白さにおいては前作を凌ぐ勢いがあり、見ても損をさせない作品です。

 

 

wwptalk.hatenablog.com

 

前作では問題にもならなかった人種問題

 

今作には4人の女性ゴーストバスターズが登場します。

そのうちの3人は白人で、有色人種はレスリー・ジョーンズさんただ一人です。

現在、アメリカは大統領選挙の真っ只中ですが、大統領候補でありながら偏見に凝り固まった発言を繰り返すドナルド・トランプが、人種差別に拍車をかけています。

 

その煽りを食らってか、メインキャストの一人であるレスリーさんは、黒人であるというだけで卑劣な差別攻撃を受けています。

出演者のレース(人種)に対して誹謗中傷を浴びせるとは、まさに臆病で卑怯な人間のやることです。

彼女のツイッターには心ないつぶやきばかりが寄せられ、オープニングでは成功を収めたものの、何か釈然としない雰囲気が製作陣の間にも流れているようです。

 

前作では、アーニー・ハドソンさんが彼女のポジションでしたが、今回のような偏見に遭ったとは聞いていません。

興行成績が悪いのならともかく、評論家からの評価も高く(視聴者からは五分五分です)、むしろ喜ばれるはずの娯楽作品が、映画とは別のところで酷評を受けるとは、何ともおかしな話です。

レスリーさんは、そんな偏見にも負けることなくツイッターを続けていましたが、彼女のナリスマシが現れたのを機にアカウントを閉じてしまいました。

 

ツイッターが出来たことへの弊害とでも言いましょうか、便利さに隠れた陰湿さが露呈した一件でした。

 

 

他の映画と比べてみると

 

2016年の6、7月に公開を迎えた映画(アメリカでのメジャークラス)は、およそ100本に上ります。

現在のところ、一番人気はディズニーのアニメ映画「ファインディング・ドリー」です。

どの映画リビューサイトを見ても、とても高い人気を誇っています。

 

ドリーに続いて評論家の評価が70%を超える作品は、「ペット(The Secret Life of Pets)」、「BGF:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(The BGF)」、そして「ゴーストバスターズ(Ghostbusters)」となっています。

日本で人気の「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」は、評論家からは酷評を受け、視聴者からは既に見離されています。

 

どちらの映画も、予算も同じくらいなら、オープニングの成績もほぼ同じです。

ただし、もし「インデペンデンス・デイ」の日本での興行が下火に終われば、確実に赤字になります。

「ゴーストバスターズ」は始まったばかりですが、視聴者からの期待は「インデペンデンス・デイ」よりも高く、今後客員動員数が上がると予想されます。

 

余談になりますが、今後ヒットが期待できる映画は(上の3作以外に)、「ライト/オフ(lightout)」と「Don't think Twice(邦題不明)」です。

「ライト/オフ」はホラー映画ですが、2013年にYoutubeで驚愕の視聴回数を上げた評判の短編作を、長編にリニューアルした作品です。

日本では8月23日に公開が予定されています。

 

以上のように、「ゴーストバスターズ」の人気は上々で、失敗とは程遠い位置にいます。

作品に対する評価も高く、何ら問題は無いにもかかわらず、視聴者が二の足を踏んでいるのは単なる偏見としか考えられません。

アメリカ人が人種に対してどんな偏見を秘めていようが、せめて映画を見る時くらいは忘れるべきです(そんなことを言っていると見れる映画がなくなります)

 

 

終わりに

 

ここ最近のハリウッド映画の傾向ですが、とにかく白人がやたらと目に付きます。

本来起用すべき人を使わず、不自然なまでに有色人種をキャスティングしません。

おそらく、スポンサーに人種差別者が多く、彼らの意向に従わざる得ない製作者の苦肉の策と考えられます。

 

ドナルド・トランプのような人物が大統領選挙に出て来るくらいですから、アメリカのマジョリティーの心の中には、他人種には到底理解できない混沌が渦巻いているのかもしれません。

いずれにせよ、映画も見ないで出演者を云々するのはいい加減に止めていただきたいものです。

少なくとも、この新生「ゴーストバスターズ」は、日常のモヤモヤを忘れさせてくれるほどに面白く、子供連れでも十分に楽しめる娯楽映画です。

 

「ファインディング・ドリー」とはまた違ったエンターテインメント・ムービーと言えるでしょう。

 

「ゴーストバスターズ3」は、8月19日(金)に全国で公開されます。

 

レスリー・ジョーンズさんガンバって!

 

面白いからぜひ見て下さいね。

 

 

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