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午後のロードショーで「ゴジラ Final Wars」を見た!鑑賞後の感想は?

先週末に公開された、東宝ご自慢の特撮映画、「シン・ゴジラ」。

ディズニーの本命、「ファインディング・ドリー」を抜いて人気No.1に躍り出ました。

評判も良く、歴代の業行収入を軽く抜き去る勢いです(初期三部作以外)

 

そこで、テレビ東京の「午後のロードショー」では、新作の公開を記念してゴジラ特集を行っていました。

8月3日のプログラムでは、「ゴジラ  Final Wars」を放送しており、多くのファンの期待に応えたようです。

しかしながら、初めてこの映画を見た感想は……。

 

とりあえず、思うところを記事にしてみました。

 

 

特撮の上手さは世界一!

 

日本の怪獣映画のいいところは、何と言っても特撮の上手さです。

怪獣が歩くときの地面の粉塵、ビルが倒壊するときのリアリティー感、それに偽物とは分かっていてもつい感情移入してしまうセットの作り方と、どれをとってもハリウッドでは真似のできない技術です。

そこを、あたかも本物の怪獣のように動く、スーツアクターの演技。

 

日本でしか作り得ない映画といえば、やはりこの「ゴジラ」です。

興行収益もさることながら、ハリウッドのメジャー製作会社が、大枚を叩いてでも権利をモノにしたがる気持ちが分かります。

日本と同等の映画は撮れなくても、ハリウッドの特色を活かした映像でファンを魅了しています。

 

ただし、日本がハリウッドと同じだけの予算を組めれば、特撮は今以上のクオリティーを示すことが出来るはずです。

 

 

出演者の選び方は下手

 

「進撃の巨人」でもそうでしたが、日本映画のまずい点はキャストの選び方です。

やはり、映画は役者で見せるものです。

ドキュメンタリーなら別ですが、メインともなる俳優が役に適合していなくては、どれほどいい脚本を持ってしてもいい映画は撮れません。

日本の場合、エレビによく出ているタレントを抜擢したり、一部の芸能事務所のアイドルを起用しますが、この方法で制作し続ける限りは世界の二流止まりです。

 

どこの国でも見られる映画を撮るには、先ずキャストの選び方を変えるしかありません。

少なくとも「ゴジラ  Final Wars」のキャストは、お世辞にも映画を撮るレベルの俳優ではありませんでした。

どのような俳優がキャスティングされたかで、映画の半分は決まったも同然です。

役者の層が薄い日本では、より一層キャスト選びが重要になります。

 

 

ほぼ素人同然の大根役者

 

そもそも大根役者とは、下手な演者を指す言葉ではなかったのですが、いつの頃からか演技の出来ない役者を意味するようになりました。

そうすると、「ゴジラ Final Wars」の出演者は、その半分がド素人の大根です。

いくら人気のタレントを使ったとは言え、あれほど程度の悪いサプライズはいただけません。

 

2000年の初頭といえば、格闘技が全盛の頃でした。

そこで白羽の矢が立ったのが、格闘家のドン・フライ。

しかし、はたして日本語も話さない彼が、吹き替えを使ってでも出演させる意味はあったのでしょうか。

 

どんな演技をしても大した違いは見られず、アクションだけで俳優を続けているケイン・コスギ。

アクションすら出来ず、事務所のコネでねじ込まれたような若手俳優。

菊川怜に水野真紀は、女優と呼べるのかどうかも怪しいほどです。

 

よくもこんな俳優ばかりをキャステイングしたものだと思いましたが、それだけに少数のいい役者さんが目立ったので、そこはブレークイーブンとしておきます。

ただ、ドン・フライの向こうを張るのが船木誠勝で、彼は中盤までもたずに消えてしまいますが、以外に好演だったのには驚きました。

TOKIOの松岡昌宏が主演でしたが、特に彼である必要はなかったようです。

 

コスチュームの趣味の悪さといえば、もはや日本は群を抜いています。

ハリウッドでもそうですが、近未来を描いた映画の軍隊は、どうもゲシュタポ(ナチスドイツの親衛隊)のコートがお気に入りなようで、似たようなデザインばかりが目立ちます。

この「ゴジラ」でも、腕章までもそっくりなコスチュームには、開いた口が塞がりませんでした。

 

他にも、光線銃はどこかの夜店の景品かと思えるような安っぽさですし、とにかく小物にまでは神経が行き届いていませんでした。

戦闘艦の新轟天号に至っては、ハリウッドB級映画も真っ青なほどのおもちゃ感が丸出しでした。

ゴジラの口腔が小さいのも気になりましたが、予算のない映画の限界が垣間見える映画でした。

 

そして、それもそのはず、今作は数あるゴジラ映画の中でも、ワースト3に位置する不人気作品だったのです。

 

 

 

終わりに

 

日本人でありながら、日本の映画を酷評するのは胸の痛いことです。

出来れば、もう少しいい映画を撮って、バジェットを膨らませてもらいたいものです。

これはまた癪に障る話ですが、今は韓国映画の方が一枚上手かもしれません。

 

特に役者がどうのというわけではなく、映画への投資が盛んであり、それだけ大きな予算が組まれやすいのです。

さらに、英語を話せる役者が多く、海外での露出も多くなり、それがまた映画への投資を誘引する役割を担っているわけです。

ハリウッドでは、多少会話ができる程度では役などもらえず、オーディションを受けても採用されることはありません。

 

日本人の俳優でも、最近ではアメリカドラマに出演しています。

が、残念なことに大抵はワンシーズン止まりです。

長く続けるには言語に精通していなければならず、いかんせん二世でもなければ難しいところです。

 

アクションも、ドラマに忍者や侍が出てくればいいですが、それ以外での需要は無いと言っていいでしょう。

渡辺謙がメジャーレーベルの映画に出演していますが、イ・ビョンホンほど多彩な役は演じられません。

もし、日本人で英語に堪能な役者なら、近い将来、ハリウッドの主演も夢ではなくなります(GACKTやローラは数にも入りません)

 

「ゴジラ」は日本の映画です。

ハリウッドでリメイクされたとしても、多くの日本人俳優が出演してもおかしくはありません。

今後は英語をしっかり学んで、ハリウッド映画を目指してもらいたいものです。

 

そうすれば、日本映画ももう少し予算が取れるようになるでしょう。

 

 

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