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さて、いかがなものかと?

暮らしに役立つ情報をメインとし、超常現象や都市伝説、さらに新作映画のレビューを掲載しています。

映画「ドント・ブリーズ」は起こりうる現実!他人事ではない恐怖を体験せよ!

人間の思い込みほど、現実と乖離する事態を生む思考はありません。

今回ご紹介するのは、そんな人の勝手な思い込みが招いた恐怖体験を、ストーリー立てて映像にしたような作品です。

アメリカでは8月26日に公開されたホラー作品、「ドント・ブリーズ:Don't Breath」です。

日本での公開は、12月16日(日)に決定しました。

 

 

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この映画は、「リング」や「呪怨」のように、霊や祟などの怖さとはまた別の恐ろしさを追求しています。

今の社会では、最も身近に感じる「恐怖」かもしれません。

 

 

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このポスターからして既に怖いっちゅうねん!

 

 

目次

 

 

思い込みは時として恐怖に変わる

 

人の思い込みほど恐ろしいものはありません。

特に怖いのは、「偏見」と名の付く思い込みではないでしょうか。

他には、間違った情報を正しいと信じ続けているような場合など、その形は様々です。

 

信仰心なども、ある意味、「思い込み」に近いかもしれません。

誤った信仰を持ったばかりに、日常が狂気に変わって行く人達。

そんな姿を描いたホラー作品も、少なくはありません。

映画「アメリカン・ゴシック:American Gothic(1988)」はその一つですし、ホラーではなくとも、「アメリカン・ビューティー:American Beauty(1999)」に登場した退役軍人の家族(レスターのお隣さん、フィット大佐とその妻とリッキー)もこのタイプでした。

 

2004年の、ニコラス・ケイジ主演作、「ナショナル・トレジャー:National Treasure

」も、ある学者の思い込みからストーリーが始まりました。

その思い込みがプラスに働けば、それこそ素晴らしい力を与えてくれますが、逆になった場合は目も当てられない結果となります。

本作である「ドント・ブリーズ」も、ある男の思い込みが恐怖を引き起こしてしまいます。

 

 

とても分かりやすい恐怖

 

さて、この見出しが適切と言えるかどうかは別にして、今作は非常に共感出来る恐怖を伝えています。

ここでリビューを云々するよりも、まずはトレーラーを見ていただくのが手っ取り早くていいでしょう。

 

 

www.youtube.com

 

いかがでしたか?

実に分かりやすいホラーです。

ゾンビに襲われるような恐怖ではなく、または「ブレア・ウィッチ」にあったヒタヒタと迫り来る恐怖でもありません。

 

しかし、これと同じシチュエーションに遭遇すれば、先ず十中八九、人は恐怖に慄くはずです。

それ故に、「とても分かりやすい恐怖」と表現してみたのです。

あたかも、ロシアンルーレット(罰ゲームで行うカラシ入りシュークリムの食べ合いとか)でもしているかのような、現実に起こりうる恐怖です。

 

 

制作スタッフとキャスト

 

制作スタッフ

監督:フェデ・アルバレス(Fede Alvarez)
脚本:フェデ・アルバレス(Fede Alvarez)、ロド・サヤギス(Rodo Sayagues)
制作:サム・ライミ(Sam Raimi)、ロバート・タパーツ(Robert Tapert)、フェデ・アルバレス(Fede Alvarez)

 

 

キャスト

ジェーン・レヴィ(Jane Levy):ロッキー / Rocky
ディラン・ミネット(Dylan Minnette):アレックス / Alex
ダニエル・ゾヴァット(Daniel Zovatto):マニー / Money
ステファン・ラング(Stephen Lang):盲人 / The Blind Man

セルゲイ・オノプコ:トレヴァー / Trevor
ジェーン・メイ・グレイヴス:レベッカ / Rebecca
ジョン・ドナヒュー:マシュー / Mathew
カティア・ボーカー:ジンジャー / Ginger
クリスティアン・ザヒア:ラウル / Raul
エマ・ベルコヴィシ:ディディー / Diddy

 

監督は、1981年に制作された「死霊のはらわた:Evil Dead」をリメイクした、フェデ・アルバレスさんです。

サム・ライミ監督の代表作を、脚本家のロド・サヤギスさんと組んで一から作り直しました。

この2人は、これまでに4作品を共同で作っています。

 

プロデューサーとしてサム・ライミ監督、それに彼と長らくタッグを組んでいる、ロバート・タパーツ氏が加わっています。

この方は、やはりサム・ライミ監督の作品である「30デイズ・ナイト(30 Days of Night)」や、その他のホラー映画でも制作に携わって来ました。

「30デイズ・ナイト」は、ヴァンパイア映画の中では新境地を開いたと言われる作品で、興行的にもそこそこのヒットになりました。

 

メインキャストでは、ステファン・ラングさん以外はそれほどキャリアのある俳優ではありません。

主人公のジェーン・レヴィさんは、TVシリーズで活躍されてきた女優さんです。

今作品は、「死霊のはらわた(2013)」に続く出演となります。

おそらく、アルバレス監督に見出されたのだと想像します。

 

ディラン・ミネットさんは、これまた異色のヴァンパイア映画、「モールス: Let Me In」で主役を演じた役者さんです。

この映画では、クロエ・グレース・モレッツさん扮する12歳の少女(この娘がヴァンパイア)の友達になり、自分をいじめたガキどもに復讐するというお話です。

残念ながら、興行としては失敗でしたが、モレッツさんのヴァンパイア姿がカワイイと評判でした(キック・アスの頃の方が良かったような)

 

そして、この映画の要と言えば、「アバター:Avatar」でマッチョな軍人さんを演じた、ステファン・ラングさんです(ステファンはスティーブと同じです)

この方の演技が実に堂に入っていて、まるで「アバター」の復讐でもしているかのような錯覚を覚えます(私だけだなこりゃ)

ところが、これが満更的外れな意見でもなく、ラングさんは「アバター2」、「アバター3」、それに「アバター4」でも出演が決まっています(マイルズ・クオリッチ大佐は死んだはずだがね)

 

とまあ、少数精鋭で、なるべく低予算で制作されています。

 

 

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あらすじを少しだけ

 

翻訳されたトレーラーもあるのですが、訳の信憑性にいささか問題があるので、あえて英語版を掲載しました。

そこで、今回も、少しばかりストーリーを明かします。

しかし、ほぼトレーラーからも分かる範囲での暴露ですので、あなたの興味を損なうことはないと思います。

 

あらすじ

ロッキーは、妹のディディーと共に、親元を離れて2人だけで暮らすことを夢見ています(ロッキーの母は放任、彼女の男は飲んだくれのダメンズ)

いつも一緒にいるのは、アレックスとマニーの2人。

3人共に、人生に不満を抱いた典型的な若者です。

 

彼らがすることといえば、他人の家から盗んだ物を売りさばいては現金に換える、軽犯罪です。

しかし、マニーはバイヤーから足元を見られているのか、盗品をさばいても大した金額にはなりません。

そこで、彼が計画したのは、ある盲目の老人を襲って金品をせしめることでした。

 

マニーの情報筋によると、ターゲットとなる老人は退役軍人で、なんでも大金を隠し持っているとのことでした。

その額、実に30万ドル!

ロッキーにしてみれば、妹と2人で新生活を送るには十分過ぎるほどのお金です。

 

他の二人には文句もなく、ある晩を待って計画を実行することになりました。

相手は目の見えない老人です。

彼らの計画は、事もなく終えられるはずでした。

 

 

ところが、無力で盲目なはずの老人は、彼らの予想とは裏腹に、侵入者を冷酷に始末する殺人鬼だったのです(しかも、半端じゃないほどに強い)

マニーは、ただ老人を脅すつもりで銃を突き付けたのに、まるで虫でも潰すかのように平然と殺されてしまいます。

残った2人は、盲目の老人の手を掻い潜りながら、狭い家の中を逃げ惑います。

 

やがて彼らは、老人の、知ってはならない秘密を知ってしまいます。

さて、彼らに待ち受ける悲劇とは?

 

 

とまあ、此処から先は映画を見てのお楽しみです。

 

さしずめ、ラングさん扮する盲目の老人は、サイレントヒルズに登場した気味の悪いナースです。

音に反応し、相手をただ惨殺するだけの存在です。

 

 

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怖いけど、ちょっとセクシー。

 

 

終わりに

 

この映画の見どころは、何と言ってもラングさん扮する盲目の老人です。

手が届きそうな場所にいるのに、目が見えないことで触れられない。

この、なんとも言えないもどかしさが、侵入者にとっては恐怖となって迫ります。

 

盲目の、しかも弱者とされる老人が、こちらの予想に反して恐ろしい殺戮者と変わったとき、その魔手から逃れるためには呼吸すら止めなくてはならなくなるのです(だから、"Don't Breathe.":「息を殺せ」、なのです)

 

「ドント・ブリーズ」の日本公開が決まり、USJのちゃちなゾンビよりもより現実的な恐怖をもたらしてくれることでしょう。

今後は、高齢者を労っておいた方がいいかもしれませんよ。

この映画に出てくるような、そら恐ろしい老人がいないとも限りませんからね。

 

 

ホラーを見るならこれしかない!9月16日全米公開。でも、ちょっと期待はずれです。

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現在公開中のホラーといえば、こちらがおススメです。 もうすぐ終わってしまう!

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およそ10億程度の予算でありながら、既に149億以上もの売上げを叩き出している作品です。

この先も、もっと化けることになるでしょう。

日本での公開は、12月16日(日)です。