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「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」公開間近!興行成績と見なきゃ損するあらすじを少し公表

ディズニーピクチャーズとスティーブン・スピルバーグ監督の初ダッグによる映画、「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント:BFG」が間もなく公開されます。

夏休みに引き続き、まだまだ激戦が予想される「2016年秋、公開予定の新作映画」ですが、本作品も苦戦を強いられそうです。

ここで、「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント:BFG」のヒットを願って、異例の“あらすじ”を少々公表します。

 

とは言っても、原作である「オ・ヤサシ巨人 BFG」を基にお贈りするので、映画のディテールには触れません。

安心して下さい、ばらしませんよ(去年のギャグだったかな?)

 

 

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原作者の亡き娘に宛てたメッセージ

 

ロアルド・ダール(Roald Dahl)氏が書いた小説、「THE BFG」は、長女だったオリヴィアちゃんが亡くなってから、ちょうど20年が経って出版されました。

オリヴィアちゃんは、女優であるパトリシア・ニール(Patricia Neal)さんとの間に生まれた子供でしたが、7歳を迎えた頃に麻疹脳炎に罹り帰らぬ人となりました。

彼女を溺愛していたダールさんにとっては、心痛この上ない出来事でした。

 

そして、「THE BFG」が出版された翌年(1983)には、妻であったパトリシアさんと離婚しています。

話によると、彼女はひどい浮気症で、度重なる不貞にダールさんから愛想を尽かされたということです。

彼の暦の上では、亡くなった娘も27歳になり、結婚して独り立ちしている頃でしたから、それまで縛られていた何かから解き放たれた気分にでもなったのではないでしょうか。

 

余談ですが、このパトリシアさんは、1965年に重度の脳動脈瘤を起こして危篤状態に陥りました。

それを、ダールさんの献身的な看護によって回復し、言語障害や記憶障害にもならず、当時妊娠していたにも関わらず無事出産することも出来たのです(女優業にも復帰)

ちなみに、ダールさんと彼女の間には5人の子供がおり、オリヴィアさんを除いた4人は今も存命です(BFGの主人公である女の子の名前は、次女の“ソフィー”から来ています)

 

「THE BFG」は、若くして亡くなった愛娘に対しての、父親であるダールさんからのメッセージだったのかもしれません。

 

 

 

グリム童話が嫌いなスピルバーグ監督

 

以前から、THE BFGの映画化を考えていたスピルバーグ監督ですが、今作を監督するに当たり、必ず加えなければならないポイントがありました。

それは、ジェダイの暗黒面ではありませんが、おとぎ話によるダークサイドを、少しも隠さずにストーリーとして盛り込むことでした。

そうすることで、視聴者には、闇を抜けた先には光があることを理解してもらうことが出来、常に希望を失わずにいられるからです。

 

しかし、従来の子供向けストーリー(例えばグリム童話とか)は、教訓こそは伝わりますが、終始一貫して暗いイメージが付きまとい、ダークサイドに触れることの恐ろしさや悲しさだけがクロースアップされてきました。

それを、ダール氏やディズニーは、陰は光の産物であることを訴え、また陰がなくて光ばかりでは物事の輪郭すら見えないことを表現してみせたのです。

「ファンタジア(1940)」や「ダンボ(1941)」でも同じような手法が見られたように、そうすることでストーリーにも厚みが出来て、より一層面白さが増しました。

 

スピルバーグ監督は、そんな旧来のフェアリーテール(おとぎ話)に疑問を感じていたので、ダール氏の作品を読んだときは大いに感銘を受けました。

そこには、彼が願った世界が広がっており、何としてでもダール氏の作品を映画化しようと心に誓ったのだそうです。

今作の「BFG」でも、巨人が暮らす世界のダークな面が余すことなく表現されており、子供にとっては怖がるようなシーンもあえて加えられています。

 

 

興行的には厳しいスタート

 

アメリカでは7月1日に公開されましたが、本国での興行は今ひとつ冴えません。

独立記念日を目処にオープニングを行ったのですが、どうやら思惑が外れたようです。

アメリカ国内での売上は、わずか5400万ドル($54,376,686)に留まり、全体の売上では30%を少し超えるくらいです(映画の制作費は1億4000万ドル)

 

1億ドル超($105,958,290)の収益は、全て海外からもたらされています。

これは、映画が面白く無いからではなく、アメリカ独立記念日の週末をまたいだオープニングとなったためです。

明らかにディズニーの計算ミスであり、その週末に出来るだけ口コミを広げなければならないところを、そうしなかったことによるしわ寄せが来たからです。

 

アメリカの独立記念日は、映画や他の娯楽で楽しむ人は少なく、家族や友人と集って楽しくパーティーを開きます。

しかも、日中の劇場は人が入らず、夜の部に重点を置いたのも収益の減少に繋がりました。

「THE BFG」は、飽くまでも子供のための映画であり、レイトナイトショーでは思った通りの売上を上げられなかったと想像出来ます。

 

とにかく、今後オープンされる国での巻き返しが待たれるわけですが、おそらく日本では成功を収めることでしょう。

 

 

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「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」のあらすじ

 

ちょっと前置きが長かったので、イライラされているかもしれませんが、ようやくここまで来ました。

それでは、映画の“あらすじ”を、原作を基にお贈りします。

 

 

あらすじ

ロンドンのとある孤児院に暮らすソフィーは、想像力の逞しい少女です。

しかし、若干不眠症であり、みんなが寝静まってからも読書に耽る癖がありました。

ある晩も、いつものようにベッドの中で本を読んでいると、朝の3時辺りに不思議な体験をします(彼女はこの時間帯を“魔女”の時間と呼んでいました)

 

あろうことか、窓の外には見たこともないような巨大な男が立っていました。

彼はソフィーを捕まえると、巨人の国へと連れ去ってしまったのです。

自分のことをBFG(ビック・フレンドリー・ジャイアント)と名乗る巨人は、少し年をとって見えました。

 

彼は、ソフィーはこれから、一生BFGと一緒に暮らさなければならないと言いました。

なぜなら、人間が巨人を見るのはタブーとされていて、彼らを見た人はその事実を口外しないように、一生一緒に暮らさなければならないからです。

BFGは夢を自在に操ることが出来、ソフィーにも他の巨人に食べられてしまう悪夢を見せて、彼女が逃げないようにしました。

 

やがて、彼女が目覚めると、BFGの部屋には招かれざるお客がやって来ました。

それはフレッシュランピーターと呼ばれる、BFGとは違い人間を食べる悪い巨人でした。

彼は、BFGの部屋から人間のにおいがすると言いましたが、ソフィーはスノッズカンバーという大きな野菜の陰に姿を隠していて難を逃れることが出来ました。

 

そうとは知らずに、BFGがフレッシュランピーターに野菜をすすめると、その野菜からソフィーの両足が見えていました。

しかし、フレッシュランピーターは大の野菜嫌いで、ソフィーの隠れているスノッズカンバーを放り投げると部屋を出て行ってしまいました。

ようやく危機を逃れたソフィーでしたが、野菜に隠れていたおかげで服は台無しになってしまいます。

そこで、BFGは彼女に新しい服を提供し、赤いジャケットがプレゼントされました。

 

やがて、夢の国に到着した2人は、ソフィーにはいい夢を、そして犯罪者には恐ろし夢をそれぞれ収穫しました。

夢を手に入れた2人はロンドンの町へ戻ると、それらを寝ている子供達に分け与えるのでした。

BFGは、以前にも人間の男の子と一緒に暮らしていたことと、彼が人喰い巨人に見付かって食べられてしまったことを彼女に打ち明けます。

 

しかし、彼女とBFGが家を留守にしている間に、人喰い巨人達がやって来ました。

ソフィーがBFGの家にいることを知って、彼女を探しに来たのです。

二人が家に戻ってくると、BFGの大事にしていた物も壊されて、部屋は滅茶苦茶に荒らされていました。

 

ソフィーが人喰い巨人から身を隠すと、怒ったBFGが焼けたアイロンを使って、人喰い巨人達を家から追い出してしまいました。

ソフィーは隠れている間に、以前BFGと暮らしていた少年の持ち物を発見します。

そこにはイギリス女王の自画像が入っていて、それを見たソフィーはある計画を思い付くのでした。

 

 

とまあ、この先はもうすぐ見れますので、今日はここまでにしておきましょう。

 

 

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監督、ソフィー、そしてBFGです。

 

終わりに

 

2016年9月13日は、偶然にもダール氏の生誕100週年に当たります。

彼は世界中の子供から慕われており、彼が亡くなってからもそれは変わらず続いています。

ダール氏の公式ホームページがあるので、ここに紹介しておきます。

 

 

ロアルド・ダール公式ホームページ(英語でごめんね)

www.roalddahl.com

 

日本での公開は17日ですが、映画「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント: BFG」を少しでも多くの子供に楽しんでもらって、盛大な誕生日パーティーにしてあげたいものですね。

 

 

「BFG」のことをもっと知りたいのなら、この記事がおススメです。

wwptalk.hatenablog.com

 

「BFG」のトレーラーです(英語版)

 

 

「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」は、9月17日(土)の公開です。

心に残る映画ですから、ぜひご覧になって下さい。