さて、いかがなものかと?

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「美女と野獣(2017)」 ディズニーの最新実写映画はアニメを超えられるのか? 

不朽の名作として知られるディズニー・クラシック、「美女と野獣」。

アニメ映画が公開されたのは、1991年のことでした。

あれから25年、今度は実写映画、「美女と野獣(2017)」として生まれ変わります。

 

 

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「美女と野獣(Beauty and the Beast)」は、ガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ(Gabrielle-Suzanne Barbot de Villeneuve)さんによって書かれた少説で、当時は雑誌、「若いアメリカ人と海のお話(La Jeune Américaine et les contes marins:The young American and Marine Tales)」の中で掲載されていました。

それを、ジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン(Jeanne-Marie Leprince de Beaumont)さんが改編し出版した小説が、映画の原作とされています。

共に1700年代の出版物であり、今も時代を超えて語り継がれるファンタジーです。

 

 

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目次

 

 

ディズニーで一躍有名に

 

神話と名の付く物語の中には、必ず出てくるのが異形の怪物です。

ギリシャ神話では、ミノタウルスやメデューサがその最も知られたキャラクターです。

これらの怪物は、世界名作全集などを読んでいると、様々なストーリーの中に登場します。

 

お伽話では、魔法にかけられた王子がカエルの姿に変えられたり、醜い化物に変身させられたりしています。

魔法をかけるのは、必ずしも悪い魔法使いや魔女ではなく、時おり人の心を試しにやって来る妖精だったりします。

そして、ヒロインから真の愛情を注がれることで、悪い魔法は解けて、王子は苦しみから開放されて、ハッピーエンドに終わります。

 

ガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴさんが書いた小説にも、ちょうど同じような怪物が登場します。

この物語は、幾度と無く映画化されてきましたが、どれもそれほどのヒットには繋がらず、1991年にディズニーがアニメ化することで初めて陽の目を見ることが出来ました。

それまでにも、テレビドラマが制作されましたが、いずれも短命で終わっています。

 

ディズニー・アニメ「美女と野獣」は、2500万ドルの予算で4億2400万ドルもの売上を叩き出した、当時としては桁外れにヒットした映画の一つでした。

 

 

ドラマが先かアニメが先か?

 

しかしながら、ディズニー・アニメの「美女と野獣」がヒットした背景には、実はあるドラマが関係しています。

アメリカでは、同名のテレビドラマが、既にCBS系列で放送されていました。

放送期間は、ちょうど1987年から1990年で、最終話が放送されたのは1990年の8月でした。

 

このドラマは各方面からの称賛の声も高く、ディズニーがこの機に乗じてアニメを作ったと考えてもおかしくはありません(しかも、それまでは4年かけて作っていたアニメを、たったの2年で完成させています)

むしろ、そう考えるのが妥当であり、ディズニーが「白雪姫(1937年)」の後に「美女と野獣」の制作を考えていたとはいえ、1987年までは手付かずのまま放置していたからです(当時の技術では無理だったらしいです)

そして、1991年9月20日、ニューヨーク・フィルム・フェスティバルで未完成のアニメ「美女と野獣」が公開されました。

 

そのアニメは、全体の7割しか完成していなかったにもかかわらず、映画が終わるなり観客は総立ちになり、拍手は10分以上も鳴り止まなかったそうです。

映画評論家からは絶賛され、その年の11月22日にアメリカ全土で公開されました。

勿論、興行は大成功のうちに終わり、アメリカ国内だけでも2億1200万ドルの収益を上げています。

 

ただし、これは今となってはただの憶測にしか過ぎませんが、同名のテレビドラマの成功があったからこそ、「美女と野獣」のアニメ化に着手したのかも知れません。

 

 

キャストが豪華

 

では、今作の「美女と野獣(2017)」に戻って、その豪華なキャストに目を向けてみましょう。

これを知れば、ディズニーがいかに本気であるのかが伺えます。

無論、毎回社運をかけて臨んではいるのでしょうが、今回も1991年と同様に、かなり気合が入っています。

 

キャスト

エマ・ワトソン(Emma Watson)「ハリー・ポッター」

ダン・スティーブンス(Dan Stevens)「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」

ルーク・エヴァンス(Luke Evans )「ドラキュラZERO」

ケヴィン・クライン(Kevin Kline)「ワンダとダイヤと優しい奴ら」

ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)「スター・ウォーズ」 

スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)「プラダを着た悪魔」、「ハンガー・ゲーム」

イアン・マッケラン(Ian McKellen)「ロードオブザリング」、「X-Men」

エマ・トンプソン(Emma Thompson)「ハリー・ポッター」

ググ・バサ=ロー (Gugu Mbatha-Raw)

ジョシュ・ゴッド(Josh Gad)

オードラ・マクドナルド(Audra McDonald)

 

どの役に就いているかは映画を見てのお楽しみです。

代表作が書かれていない俳優も、ハリウッドやブロードウェ-、またはテレビで活躍している役者です。

今回は、制作に関しては記載するのを止めました(正直面倒! 手抜きやね)

監督は、「ドリーム・ガールズ」のビル・コンドン(Bill Condon)さんです。

 

とにかく、そうそうたる顔ぶれが揃ったこの作品は、映像美云々よりも演技を重視しているのが分かります。

特に、メインキャラクターに絡む役者達は、ブロードウェーの舞台を数多く踏んできた名優です。

主役の影が霞んでしまわないことを祈っています。

 

 

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原作とは異なるストーリー

 

1991年に公開されたアニメは、原作からは随分とかけ離れた内容でした。

アニメでは、ヒロインの名前は“ベル”でしたが、原作では“ビューテー”です。

ビューティーには、姉(性格激悪)が二人と、兄(ドアホ)が3人います。

 

ビューティーが怪物(ビースト)と接点を持つことになったのは、父(かつては裕福な商人)が迷い込んだお城で、触れてはいけないバラの花を摘み取ったからでした。

ビーストは、彼の命を助ける代わりに、摘んだバラをプレゼントする相手を城に差し出せと言います。

父がバラを摘んだのはビューティーのためだったので、彼女が城に行くことになったのです。

 

そこから先は、ほぼアニメと同じです。

少し違うのは、ビーストから一週間だけ帰宅を許されたビューティーが、自宅へ戻ってきた後からです。

綺麗な服を身に着け、輝くジュエリーで飾られた、幸せそうな彼女を見て、姉と兄がろくでもないことを企むところです。

 

原作に忠実に作られた映画と言えば、文末でご紹介する作品が一番近いかもしれません。

 

 

類似品にご注意!?

 

「美女と野獣」は、これまでにも多くの舞台、映画、ドラマ、そしてアニメとして公開されて来ました。

中でも、ドラマが一番多いかもしれません。

直近では、2012年から放送されている同名作品があります(ヒロインは、ドラマ「ヤングスーパーマン」でラナ・ラングを演じたクリスティン・クルック)が、原作とは全くの無関係です。

 

 

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そして、アニメの「美女と野獣」を制作するきっかけを作ったと推察されるテレビドラマも、同じタイトルでした。

「ターミネーター」のサラ・コナーを演じた、リンダ・ハミルトン(Linda Hamilton)さんがヒロインでした。

ビーストは、個性派で悪役の、ロン・パールマン(Ron Perlman)さんでした(「ブレイド2」で最後にやられるヴァンパイヤとか、「パシフィック・リム」のイカれた悪徳商人:ハンニバル・チョウ)

 

 

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どちらも同じタイトルを冠していますが、似ても似つかないストーリーです。

ただ、どちらの作品も評価は高く、一つ上のドラマに至っては、2012年から今でも続くロングヒット作です。

同名の類似品とはいえ、結構楽しませてくれます。

 

 

終わりに

 

今作に関しては、あまり情報がありません。

もっとも、エマ・ワトソンさんの衣装のスケッチが公表されたとか、靴のデザインが素敵だとか、どうでもいいような情報は出てきますが、肝心の映画についてはだんまりを決め込んでいます。

トレーラーを見ても、映画の全容を予想するのは簡単ではありません。

 

フランスの映画で、レア・セドゥ(Léa Seydoux)がヒロインを演じた「La belle et la bête(英語に訳せば「Beauty and the Beast」2014年公開)」がありますが、これはさらにファンタジー色が濃く、ディズニー・アニメのような淡いロマンスを期待する人には向きません。

途中、巨神兵(石でできたガーディアンです)が出てきたり、ビーストが盗賊と戦ったりしますが、それほどつまらなくはありません。

原作に近い部分もあり、好き嫌いははっきりするかもしれませんね。

 

今作にはかなりの期待が寄せられているようですが、はたして「ハリー・ポッター」でのハーマイオニーは、しっかりベルを演じ切れているのでしょうか。

アニメが作られた時は、ヒロインの“ベル”を、心まで美しい大人の女性として描きたかったそうです。

さて、エマ・ワトソンさんに、分別があり、しかも純粋な心を持つ大人の女性を演じることは可能でしょうか。

 

実に楽しみな映画です。

 

 

 リメイクアク品ではこちらもおススメです。近く公開!

wwptalk.hatenablog.com

 

 トレーラー「美女と野獣(2017)」

 

 

ディズニー実写版「美女と野獣(2017)」は、2017年4月21日に日本公開予定です。

 

 

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