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さて、いかがなものかと?

暮らしに役立つ情報をメインとし、超常現象や都市伝説、さらに新作映画のレビューを掲載しています。

超人気海外ホラー・ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」 新しい恐怖をここに追及!

言語も文化も飛び越えて、地球上全ての人が共感し合える映画があるとすれば、それはおそらくホラー作品ではないでしょうか。

ハリウッドでは、これまでにも無数のホラー映画やドラマが制作されて来ました。

そのうちでも、今もなお語り継がれるホラードラマと言えば、やはり「トワイライト・ゾーン(The Twilight Zone、1959–1964)」が思い浮かびます。

 

 

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そんな、50年以上もの歴史を持つホラードラマの分野に、2011年からオンエアされているニュータイプの作品があります。

2016年で6シーズン目に突入した本作は、日本の有料チャンネルでも見ることが出来ますが、今後確実に地上波でも放送される日が来るはずです。

そして、その話題の恐怖ドラマ、「アメリカン・ホラー・ストーリー」の魅力を、今後数回に渡ってご紹介します。

 

 

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アメリカン・ホラー・ストーリーに出演した時のレディーガガさん

 

 

目次

 

 

ヒットメーカの手による作品

 

「アメリカン・ホラー・ストーリー」は、二人のヒットメーカによって立案され、制作されました。

1人はライアン・マーフィー(Ryan Murphy)さんで、もう1人はブラッド・ファルチャク(Brad Falchuk)さんです。

彼らは、現在のハリウッド・ドラマには欠かせない人材であり、多くのヒット作を連発してきた時代の寵児です。

 

特に、全米でのありとあらゆるドラマ賞に輝いた、ハイスクール・ミュージカル、「Glee」の監督、脚本、制作を行いました。

「Glee」は、ヒットするも、出演者の薬物乱用による死亡事故が起こったり、LGBTとしてカミング・アウトする俳優が続出したりと、また違ったところで話題を提供してくれたドラマでした。

ちなみに、ライアン・マーフィーさんも、自身がゲイであることを遥か以前からカミング・アウトしており、ドラマにLGBTの出演者が多かったのも何となくうなずける気がします。

 

ファルチャックさんは、マーフィーさんと二人三脚でドラマの制作に当たることが多く、彼が監督や制作に携わることも珍しくはありません。

もっぱら、脚本をフルチャックさんが、そして監督をマーフィーさんが行うことで役割を分担していますが、二人共に同じ役割を担えるほど多才なことは明らかです。

2017年も、幾つかのドラマや映画を撮ることが既に決まっており、今後の活躍が期待されています。

 

 

熟練の出演俳優

 

一昔前のハリウッドでは、映画からドラマにスイッチする俳優は、いわば旬を過ぎたスターだと考えられていました(一頃は落ち目の役者だとも言われていました)

ドラマに投資する個人や企業は少なく、低予算でもそこそこの視聴率を稼ぐ番組が主でした。ある意味、季節労働のように捉えられていたものです。

しかし、1980年代に入ると、低予算でもメガヒットを記録する作品が続出し(コスビー・ショー、グローイング・ペイン、ファミリー・タイなど他多数)、ドラマに対する概念が改められます。

 

そして、「24」や「プリズン・ブレイク」、「Lost」や「Heros」などにより、これまでとは打って変わって、巨額の予算を投じて作られるドラマが登場したのです。

最終的には、それらの作品が映画以上の収益を生み出したことで、それ以来テレビドラマの制作は、ハリウッドの一大ビジネスへと変貌を遂げました。

勿論、ドラマからも多くのスターが生まれています。

 

ウィル・スミスやマイケル・J・フォックスなどは、その中でも大成功を収めた俳優です。

先に挙げた「Glee」からも、世間を賑わすセレブは生まれましたが、テレビ画面からスクリーンへと活躍の場を移すのは並大抵のことではありません。

しかも、一度や二度映画に出演したからといって、ウィル・スミスのように何度も主演を張ることは不可能です。

 

しかし、「アメリカン・ホラー・ストーリー」では、他のドラマで一躍スターとなった役者や、それまではスクリーンの上で名声を博していた俳優達が、これでもかと言わんばかりに出演しています。

映画にも出演する傍らドラマにも出演し、その上、テレビ作品のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞を、片っ端からかっさらって行きます。

視聴率が下がれば直ぐにでも打ち切られる過酷な状況の中で、彼らはいとも簡単に賞を総なめにしてしまうのです。

 

これでは、昨日今日出てきたような俳優では太刀打ちできません。

ハリウッドが制作するテレビドラマは、今や熟練の俳優がしのぎを削る、映画以上に競争率の高い仕事となっています。

 

 

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このドラマが売れるワケ

 

二人の天才が立案し、ストーリーを書き、監督を努め、プロデュースし、そして今でも第一線級の銀幕のスターを起用するドラマが、よもやヒットしないはずがありません。

それに、ホラーは万人受けするジャンルでもあり、ドラマから映画化された作品も少なくありません。

それほど多くの視聴者が見るホラードラマですが、またそれだけにシビアな競合も存在します。

 

アメリカでテレビドラマをヒットさせるには、生半可なストーリーでは先ず無理です。

映画のブラックリスト(Black List:まだ映画化されていないが、ほぼヒットすることが約束されている脚本を集めたリスト)に載るくらいの、普通ではあり得ないレベルの面白い(全ての意味において)脚本が必要です。

その点でも、この「アメリカン・ホラー・ストーリー」は抜かり無く、おおよそ大衆受けするのが決まっているような題材だけを選んでプロットを作っています。

 

しかも、タイトルシークエンス(映画の頭と終わりに出てくるタイトル)で視聴者の目を釘付けにするなど、必ずヒットする仕掛けが組まれています。

Facebookやインスタグラムに投稿される写真一枚にせよ、とことんまで厳選されたイメージが使われています。

それを見た人が、どうしてもその続きを知りたくなるような、こづら憎い演出が施されています。

 

とりあえずは、論より証拠で、一つ見ていただきましょう。

 

 

 

 

ショートフィルムを見る限り、サム・ライミか、M.ナイト・シャマランかといった演出の上手さを感じさせます。

 

なかなかビジュアルイフェクトの効いた、脳裏に焼き付くような映像です。

この上に、先にお話したタイトルシークエンスが加わることで、テレビの前の視聴者は、その続きを見ずにはおれなくなるほどの、脅迫観念にも似た感覚に取り憑かれてしまうのです。

このタイトルシークエンスを手掛けるのが、「セブン」や「アイアンマン」のタイトルを作った、カイル・クーパー(Kyle Cooper)さんです。

 

 

「セブン(Se7en)」のタイトルシークエンス

www.youtube.com

 

 

終わりに

 

もっと多くの情報をお伝えしたいところですが、なにせ5年も続いているドラマです。

今、ここで無理をしても、字数ばかりがかさんだ、取り留めのない記事になってしまいます。

今日のところはここまでにして、また次の機会にお話することに致しましょう。

 

余談ですが、アメリカの超ロングラン・ホラー・ドラマは、この「アメリカン・ホラー・ストーリー」ではありません。

日本のお茶の間でもお馴染みの、「スーパー・ナチュラル(Supernatural)」が一番の長寿ドラマです。

2005年から放送が開始され、シーズンにおいては12作目を迎えます。

有料放送のhuluでは、シーズン8までが見られます。

 

これまでにも様々なホラードラマがありましたが、先ずハズレがないのが「アメリカン・ホラー・ストーリー」です。

ワンシーズンは12エピソードで構成されているので、比較的テンポも早く飽きも来ません。

日本では、TSUTAYA TVかNetfilixで見ることが出来ますが、どちらも有料番組です。

 

 

video.foxjapan.com

 

ちょうど新しいシーズンが始まったばかりですから、今年のハロウィンは「アメリカン・ホラー・ストーリー」一色になったようです。

それもそのはずで、アメリカのユニバーサル・スタジオは、2016年のハロウィンを「アメリカン・ホラー・ストーリー・ナイト」と称してイベントを行ったからです。

2016年のクリスマスも、トランプ旋風にあやかって、何か恐ろしいストーリーが生まれそうです。

 

 

ホラーと言えば、これを忘れてはいけませんね。怖いです、本当に。

wwptalk.hatenablog.com

 

心臓の弱い人は、見ない方がいいかもね。

 

 

今回は、ハロウィン時に投稿した記事をリライトして再アップしました。

アメリカには新しい大統領が誕生し、今後は社会が大きく変化します。

それに伴い、映画やドラマも多分に影響を受けることが予想され、特にホラーの分野では、今までとはタイプの異なる恐怖が人々の上にのしかかってくるでしょう。

 

ハリウッドがどのように変わって行くのか、それは誰にも予測できません。

1950年代の弾圧された時代に戻るのか、それとも偏見のない新しいエラ(Era)

に突入するのか、それは新政権が樹立した後に分かることです。

いずれにせよ、「さて、この映画いかがなものかと?」では、今後も引き続き、面白い映画やドラマをご紹介して参ります。

 

どうぞ、よろしくお願い致します。