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ワンダー・ウーマンが国連大使に大抜擢!?アマゾネスに賛否両論の嵐!

ワンダー・ウーマンと言えば、リンダ・カーターさんが有名ですが、2017年には初の映画が控えています。

女性のスーパーヒーローとしては圧倒的な知名度を誇るワンダー・ウーマンが、この度国連の名誉大使に選ばれました。

今回は、マンガやスクリーンから飛び出して、現実の世界でそのパワーを振るうようです。

 

 

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フィクションの登場人物を大使に据えるとは、いささか大胆なアイデアですが、これにもわけがありそうです。

ワンダー・ウーマンの歴史を振り返りながら、そこに至った経緯を見てみようと思います。

 

 

DCコミックが生んだヒロイン

 

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ワンダー・ウーマンは、DCコミックの中に登場するスーパーヒーローの一人で、アマゾンです。

アマゾンとは、パラダイスアイランド(後のセミシラ:Themyscira)に住む女性戦士のことで、ワンダー・ウーマンは彼女達の王女にあたります。

さらに、ワンダー・ウーマンは、ギリシャ神話のゼウス神と人間との間に生まれたデミゴッド(半神半人)とも言われています。

 

彼女を生んだのは、心理学者であり作家のウィリアム・モールトン・マーストン(William Moulton Marston)氏と、その妻であるエリザベス(Elizabeth Holloway Marston)さんでした。

他には、オリーブ・バーン(Olive Byrne)さんと、作画を担当したハリー・ジョージ・ピーター(Harry George Peter)さんのアイデアが集結して作られたのが、ワンダー・ウーマンです。

マーストン氏はハーバード大学出の秀才で、心理学の教授であった頃からバーンさんと関係を持ち、奥さんのエリザベスさん公認の下で、3人は一つ屋根の下に暮らしていました(二人の女性は共にマーストン氏の子供を生んでいます)。

 

この複雑な関係と、バーンさんの姉がアメリカ初の出産コントロール・クリニックを開いていたことから、ワンダー・ウーマンの出生にも色々な秘密があります。

1941年にアイデアが生まれ、1942年には初のコミックが出版されました。

そして、1986年に小休止するまで続けられていました。

 

 

ワンダー・ウーマンはスーパーヒューマン

 

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そもそも、なぜアマゾンが生まれたのかというと、ギリシャ神話の中に登場する女だけの国をヒントに描かれているからです(地球を守るために生まれた女性達)。

その昔、古代ギリシャの一角にアマゾニアと呼ばれる国があり、そこは女性だけが暮らせる場所でした。

女王のヒポリタ(Hippolyta)が治めるこの地は、難攻不落の要塞のような場所で、どんなに強い男がやって来ても負けることはありませんでした。

 

しかし、ある日、世界一強い男と称されたヘラクレスが来たことで、アマゾニアは崩壊してしまいます。

女神アフロディーテの加護により、ヒポリタはヘラクレスとの戦いには勝利しますが、

彼の仕掛けた罠によって魔法のガードルを失い、アフロディーテの力が使えなくなってしまったのです。

 

それまでは男にも負けなかったアマゾンの女達は、完全に力を失い国も崩壊を遂げます。

ヒポリタはもう一度アフロディーテの力を借りると、ヘラクレスを破って魔法のガードルを取り戻し、アマゾンの女戦士達の力も取り戻すと、アマゾニアを離れて独自の島に移住します。

彼女達はパラダイスアイランドと呼ばれる魔法に守られた島に住み、一般の世界からは隔絶された中で生活を送ることになります(この島では彼女達は年を取りません)。

 

その島で生まれ育ったのがワンダー・ウーマンであり、ヒポリタとゼウスの間に生まれた神の力を持つ女戦士なのです。

ただ、彼女の出生には諸説あり、ヒポリタが粘土を使って作った像に命を吹き込んだという説と、ヒポリタがゼウスの子供を宿したという説です。

そして、DCユニバースの中で起こった大異変(クライシス・オン・インフィニット・アース)によって、ストーリーは根底から変えられてしまいます。

 

例えば、男によって命を奪われた女がアルテミスの力によって生まれ変わったのがアマゾンであり、強い体と高い知能を持ち、粘土から作られます。

前述したヘラクレスの下りは変更され、新しい土地であるパラダイスアイランドも変更になりセミシラとなります。

しかし、その後また変更があり、パラダイスアイランドはそのままにアマゾンも不死ではなくなります。

 

最終的にはパラダイスアイランドが残され、アマゾンの女戦士が生まれるのにも、ある秘密が残されることになりました。

この秘密については、もっと下のページで説明します。

 

 

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国連がワンダー・ウーマンを選んだ理由

 

国連始まって以来の無能力事務総長が退任するにあたり、最後っ屁として残して行くのが、ワンダー・ウーマンによる名誉大使の就任です。

ただ、架空の存在が名誉大使に就任するのは今回が初めてではなく、1998年にはクマのプーさんが(友達大使)、2009年にはティンカーベルがそれぞれ名誉大使の任に就いています(緑の大使)。

なぜ今、またワンダー・ウーマンかと言えば、女性の地位向上の声が高まっているのを受けたのと、女性の力を世界に認めさせるためです。

 

そして、ワンダー・ウーマンの名誉大使としての役割は、女性蔑視を失くすことと、女性に対する暴力を根絶するためです。

女性の地位向上を訴えるためにワンダー・ウーマンをマスコットに据えるなら、それはとても理に適ったアイデアだと思います(下手をすればスーパーマンよりも強いですからね。弱点無いし)。

ところが、過去には一度も女性事務総長が選出されたことはなく、この先も少なくとも5年は男性であり(新しい事務総長は男性ですから)、現在でもシニアリーダーの10人に9人は男性である事実から、ほぼ意味の無いプロモーションだとも言われています。

 

彼女が就任するのは2016年の10月21日であり、ワンダー・ウーマンの生誕から75周年の記念にもあたります。

 

 

本当に相応しいキャラか?

 

しかし、ここへ来て、ワンダー・ウーマンが本当に国連名誉大使に相応しいキャラクターなのかが問われています。

なぜなら、ストーリーの設定が少なくとも3回は変更されていることと、その生みの親であるマーストン氏の、世間の常識からはかけ離れた私生活も注目されているからです。

私生活は飽くまでプライベートな事なので不問に出来るとしても、一つだけ決定的に見逃せない事柄があります。

 

それは、アマゾンの女戦士が誕生するまでのプロセスであり、アマゾン出生の秘密です。

では、最終的にストーリーが変えられてからの、アマゾンの誕生の秘密を見てみましょう。

 

 

アマゾン女戦士誕生の秘密

 

ワンダー・ウーマンが出版された当時のアマゾンは、神の力でこの世に生を受けた特別な存在でした。

超人的な力を有し、年も取らず死ぬこともありませんでした(戦闘では亡くなることもある)。

しかし、2011年に改定された内容では、ワンダー・ウーマンはヒポリタとゼウスの間に生まれたデミゴッドで、アマゾンは普通の人間として描かれています。

 

そして、アマゾンが生まれるには、アマゾンと男(パラダイスアイランドに攻めて来た)が性行為を行うことが必須条件です(性行為が終わった男は、勿論……)。

ただ、女の子が生まれるとアマゾンとして育てられますが、男が生まれると命を絶たれます。

助かる方法は一つだけあり、海に投げ込まれても溺れなければ、生きる権利を与えられます。

 

2011年までは、ワンダー・ウーマンも粘土から作られたとされていましたが、実はゼウスとヒポリタの不倫の末に生まれた子供です。

粘土から作られたとされていたのは、嫉妬に狂ったヘラ神(ゼウスの妻)から命を守るための、カモフラージュだったとされています。

 

さて、こんなデミゴッドを、はたして国連の名誉大使に迎えられるのでしょうか?

賛否が別れるところです。

 

 

終わりに

 

2016年の「スーパーマン対バットマン/ジャスティスの誕生」で脇役だったワンダー・ウーマンが、2017年には主役となってスクリーンに登場します。

それに向けてのプロモーションを兼ねての名誉大使就任劇となるわけですが、映画ならともかく、現実世界での起用は何かと問題が残るようです。

個人的には好きなキャラですが、やはり活躍の場はスクリーン上やコミックの中だけにして欲しい気がします。

 

そして、もう一つ批判される点があるとすれば、それはワンダー・ウーマンがLGBTであるということでしょう。

アマゾンがレズビアンであることは周知の事実ですが、ワンダー・ウーマンであるダイアナ・プリンスは、スティーブ・トレバー(Steve Trevor)という人間の男性と恋に落ち関係を持ちます。

そんなこんなで、ワンダー・ウーマンはバイセクシャルとなります。

 

LGBTに問題があるのではなく、偏向的なキャラを用いることが世間の非難を集めるのではないかと考えられることが、問題なのです。

さて、ワンダー・ウーマンは名誉大使として受け入れられるのでしょうか?

いずれにせよ、新作映画「ワンダー・ウーマン」は、2017年6月2日にアメリカでの公開が決定しています。

 

 

 

 

 こちらのドラマはもっと気軽に見られます。

wwptalk.hatenablog.com

 

 

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