読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さて、いかがなものかと?

暮らしに役立つ情報をメインとし、超常現象や都市伝説、さらに新作映画のレビューを掲載しています。

「ザ・ギフト」が面白い!低予算ながら大化けしたナイスなミステリー作品 

10月28日は何の日か知っていますか?

ハロウィンにはちょっと早いですが、ある映画の公開日に当たります。

それが今回ご紹介する「ザ・ギフト」なんですが、これがまた低予算ながらなかなか面白いと人気です。

では、早速中身を見て行きましょう。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

アメリカでは8月に公開され、かなりの人気を博しています。

今後DVDがリリースされれば、さらに多くのファンが出来ると思われます。

 

 

低予算ながらも大成功!

 

f:id:wwptalk:20161026234540j:plain

 

 

低予算で大ヒットを記録した映画と言えば、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「パラノーマル・アクティビティー」を思い出しますが、ミステリーで大化けした映画はそれほど記憶にありません。

なるほど、ミステリーとして面白い映画は数多くありますが、どれも興行的には散々な結果に終わっています。

イーストウッド監督作の「ミスティックリバー」ですら、制作費の5倍になる収益を生むのがやっとでした。

 

ミステリーやサスペンスは、かなりファンの裾野の広いジャンルなので、低予算でも良い映画が作れます。

ジェニファー・ローレンス主演の「ウインターズ・ボーン」などは、制作費は約2億で、興行収益は6億でした。

現在離婚危機にあるブラッド・ピット主演の「セブン」でも、制作費は約33億で収益はほぼ三倍の100億でした。

 

それに対してこの「ザ・ギフト」は、およそ5億円の制作費に対して、60億近い収益を生んでいます。

これは、ミステリー作品としては破格であり、低予算でも素晴らしい映画が作れるという証明になりました。

しかも、目玉となる有名な俳優は使わずに、ストーリーそのもので勝負した作品です。

 

 

制作スタッフ&キャスト

 

かなり小規模な映画であることは間違いありません。

俳優にせよ、20人を少し出るくらいの数しか使っていません。

どこにお金をかけたのかさえ疑われるほど、コストを削って作られたのが分かります。

 

制作スタッフ

監督:ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)

脚本:ジョエル・エドガートン

制作:ジェイソン・ブラム(Jason Blum)、レベッカ・イェルダム(Rebecca Yeldham)、ジョエル・エドガートン

 

キャスト

サイモン・コーレム:ジェイソン・ベイトマン(Jason Bateman )

ロビン・コーレム:レベッカ・ホール(Rebecca Hall)

ゴードン・ゴード・モスレイ:ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)

Tim Griffin

Allison Tolman

Beau Knapp

P.J. Byrne

David Denman

Busy Philipps

Wendell Pierce

Katie Aselton

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

この作品の面白いところは、監督、脚本、そして制作を、全てジョエル・エドガートンさんが行っていることです。

あたかも、学生が手弁当で作っているような感覚がありますが、それでいながら予算の11倍にも当たる収益を生み出したのは、もう素晴らしいとしか言いようがありません。

勿論、この映画の成功の陰には、「パラノーマル・アクティビティー」のプロデューサーである、ジェイソン・ブラムさんがいることも挙げられます。

とは言え、やはりエドガートンさんのカメラワークや、ストーリーテリングの優秀さは否めません。

 

これだけ少ないキャストと予算で、ここまでヒットさせるには、どれだけ観客を共感させるストーリーが書けるかにかかっています。

小説で言えば、芥川賞と本屋大賞をダブルで受賞するくらいに面白い内容でなければなりません。

よほど、脚本を視聴者目線で見られなければ、これほどに大衆受けする映画は撮れません。

 

 

見どころ

 

この映画は、平たく言えば、エドガートンさん扮するゴードが、ジェイソン・ベイトマンさん扮するサイモン・コーレムに復讐するお話です。

あまり書くとネタバレを起こすので、この映画のキャッチフレーズをご紹介します。

 

Not Every Gift Is Welcome.

The Sins Of The Past Will Become Your Present.

Just Because You're Done With The Past Doesn't Mean The Past Is Done With You.

 

 上から訳すと、

 

全てのギフトが歓迎されるわけではない。

過去の罪がお前の今になる。

お前が過去に見切りを付けたからと言って、過去がお前に見切りを付けたわけではない。

 

と、このようになります。

直訳ですが、ニュアンスは察していただけると思います。

 

余談になりますが、反社会勢力が賭場を開くときは、先ず馴染みの客に菓子折り(古いな。ギフトと思って下さい)を贈ります。

初めは安い贈り物ですが、客がもし来なければ、ギフトは段々と値が高くなります。

二度、三度と無視を決め込んでも、そのうちとんでもない品が届くので、気味悪くなった客は仕方なく賭場に足を運ぶそうです。

勿論、これは少し昔のお話で、今はもっとスマートな方法になっていますが、この映画「ザ・ギフト」も、これに似た不気味さが漂っています。

 

昔イジメられた子供が、大人になってからイジメた相手に復讐する映画は珍しくありませんが、この作品も基本的には同じ構成になっています。

イントロ部分での稚拙さと陰湿さ(復讐の)が、その後大きなストレスとなって主人公に襲い掛かってくるところが面白いです(ありきたりな演出ですが、これがちょっと違うんです)。

あなたの生活にも起こるかも知れない(誰かに恨みをかっていればね)、笑い事では済まない一面を描いています。

 

 

終わりに

 

この春大ヒットしたディズニーアニメ、「ズートピア」で、キツネのニック(声)を演じたジェイソン・ベイトマンさんが、今作でも主演しています。

ジョエル・エドガートンさんの役とは対象的に、人生に成功した余裕のある勝ち組を演じていますが、後半になるに従って、追い詰められて強張った表情に変わって行くのが見ものです。

ベイトマンさんは、子役の頃から主役に就くほどの芸達者ですから、今作でもとてもいい演技をしています。

 

エドガートンさんは、「ブラック・スキャンダル」では、ジョニー・デップ扮するバルガーの幼馴染で、悪徳FBI捜査官を演じていましたが、今作では頬のコケた復讐鬼となっています。

日本では、どれくらいの数の映画館で上映されるのかは分かりませんが(調べてません)、この映画はDVDで見るよりも劇場で見た方が面白いと思います。

 

 

 

 

低予算ながら破格のヒットを記録した映画、「ザ・ギフト」は、10月28日(金)の公開です。

 

 

公開はまだ先ですが、結構崖っぷちにいます。

wwptalk.hatenablog.com