さて、いかがなものかと?

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「スプリット」は連鎖する恐怖が追いかけてくるホラー映画 日本公開は5月12日

あなたは、拉致監禁された経験がありますか?

何とも奇妙な質問から始まった今回ですが、多くの方にとってはまさに空想の出来事です。

しかしながら、事件に巻き込まれた当人にとっては、その後の人生においてもトラウマを呼ぶ悲劇です。

 

今日は、そんな恐怖の体験を映画とした、ホラー作品をご紹介します。

恐怖映画の巨匠として名を馳せる、M・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)監督の最新作、「スプリット/Split」です。

アメリカでは既に公開されており、シャマラン氏にとっても久々のヒット作として注目を浴びています。

 

 

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ストーリーを追うことに精一杯で、恐怖を想像できない一部の視聴者にとっては、この映画はただの単調なホラー映画にしか映りません。

そんな方には、見た目にもよく分かる、「パラノーマルアクティビティー」がおすすめです。

その一方で、囚われの身に降りかかる、先の見えない不安の体験者となりたいのなら、この映画は必見です。

 

ここに創り出されたシーンは、いつかあなたにも起こる、かもしれません。

 

 

まるで数珠繋ぎの恐怖!

 

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少し想像してみて下さい。

あなたが、友達同士で遊びに行ったとき、乗ってきた車に突然赤の他人が乗り込んで来る場面を。

見たこともない人が、今にもドアに手をかけて開けようとする姿を。

 

美女やイケメンならまだしも、その相手がスキンヘッドの冷たい目をした男性だったら?

彼の行動は、いかにも自然で、何ら対処する暇も与えてくれなかったら?

しかも、次の瞬間には、おかしなガスをかがされて気を失ってしまったら?

 

目が覚めたのが見も知らぬ場所だったら?

携帯も取り上げられ、今が昼か夜かも分からず、薄暗い部屋に監禁されて、ドアの外では不気味な音が響いていたら?

おまけに、普段は明るい友達が、我を忘れてパニックに陥っていたら?

 

人は、現状が把握できないときに不安を感じます。

不安は恐怖に変わり、やがて怒りへと変貌します。

そして、怒りにのみ込まれた人は、理性的な判断ができなくなります。

 

ホラーやサスペンス映画では使い古された筋書ですが、全て心理学に基づいています。

小さな恐怖が生れれば、それはあらゆることにリンクしながら成長します。

恐怖は、常に連鎖するのです。

 

そんな恐怖を、まるで数珠繋ぎにして繰り出したのが、この「スプリット」です。

 

 

恐怖の使いは一人ではない!

 

ギズ何とか、というサイトでは明らかなネタばらしをしており、その他にも、言わなくていいところまでストーリーを暴露しているブログもあります。

下手な文章でネタをばらされるより、映画そのものを見に行く方がよほど興が削がれなくていいとは思いますが、何分、欲しがりやさんの多い世間様ではそうそう許してもくれません。

いつもなら、公表されている範囲でストーリーを載せるところですが、今回は止めることにしました(理由は、なんとなくムカついたからです。子供~!)。

 

ただ、トレイラーを見ていただいだけば分かるように、主人公は多重人格の犯罪者です。

彼がいくつの人格を有するのかはさほど重要ではなく、最後に見せる人格こそが、この映画の見どころでありフォーカルポイント(もっとも注目すべき点)となります。

しかし、それがたとえどんな人格であれ、予告編ではその姿を現しません(どのレビューサイトでも、それだけは明かしていません。いや、むしろできないのかも)。

 

これまでにも、多重人格者を主人公とする映画は数多くありました。

古いところでは、「サイコ(Psycho)」が有名ですが、他にも「殺しのドレス(Dress to kill)」や、デカプリオの「シャッターアイランド(Shutter Island)」などもそうでした。

それらの映画と「スプリット」の違いは、今作に限っては、初めから多重人格者であることを公表しているところです(他の作品では、主人公がいくつもの人格を持っていることを、ストーリーの終盤で明らかにしています)。

 

ということで、この映画は本編を見るまでは、その怖さを伝えられないのです(どんなにネタバレをされてもね)。

さらに、主人公に宿る人格の一つ一つが緩急を作り出していて、これまでにはないホラーを演出しているのです。

恐怖の使いは、何も一人ではないのです。

 

 

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制作スタッフ&キャスト

制作スタッフ

監督: M・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)

製作: M・ナイト・シャマラン、ジェイソン・ブラム(Jason Blum)

脚本: M・ナイト・シャマラン

 

キャスト

ジェームズ・マカボイ(James McAvoy):主人公の多重人格者(主人格デニス)

アニヤ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy):ケイシー

ベティ・バックリー:ドクター・フレッチャー

ジェシカ・スーラ:マルシア

ヘイリー・ルー・リチャードソン:クレア

 

 

監督は、「シックスセンス」や「アンブレイカブル」でお馴染みの、M・ナイト・シャマランさんです。

この映画が久々のヒット作になり、ようやくスランプから脱したようです。

共同制作者は、「セッション(Whiplash)」のプロデューサーでもあったジェイソン・ブラムさんです。

 

主役の多重人格者は、「X-MEN: フューチャー&パスト」でプロフェッサー(チャールズ・エクゼビアー)役を演じた、ジェームズ・マカボイさんです。

アニヤ・テイラー=ジョイさんは、「モーガン(Morgan)」で冷血なアンドロイドを好演した女優です。

映画はヒットしませんでしたが、彼女は、観客にかなりのインパクトを与えることができる役者です。

 

この作品は、制作費はたったの$9million(約10億円)だったにも関わらず、アメリカ国内では$104million(約115億円)を売り上げ、全世界では既に160億円以上もの売上を叩き出しています。

日本でもかなりの話題になることは確実で、200億円以上の収益を上げるモンスター映画となります。

まだ中国では公開されていませんが、もしされれば、400億円近くのヒットになることは間違いありません。

 

今後は、「ブレアウイッチ」や「パラノーマル」に続く、低予算で大化けした、ホラー映画の一つに数えられることでしょう。

 

 

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終わりに

 

最近は、「ドント・ブリーズ」でもそうでしたが、全くノーマークだったホラー映画が大ヒットを記録しています。

今作でも、オープニングから前評判が高く、公開後も一気に駆け上った感じがします。

シャマラン氏の、今後の作品にも期待が持てそうです。

 

ところで、このブログのタイトルを、開設当初の「さて、いかがなものかと?」に戻しました。

「そんなもん知らんがな」と言う人もおいででしょうが、私的にはこちらの方が正直な気がしています。

何せ、最近の投稿は超常現象やオカルティックな内容が多く、映画のレビューからはいささか遠のいているからです。

 

今後は、生活に役立つ情報を中心に、超常現象や都市伝説を含めた上で、映画のレビューもそこそこにお贈りするつもりです。

比率的には、レビューが少なくなるでしょうが、それでも他のサイトでは見られない映画や、今後ヒットするであろう作品をメインに取り上げて行きます。

日本では公開されない映画も少なからず出てくるでしょうが、またDVDやオンデマンドでも扱われると思いますので、落胆せずにお待ちいただければ嬉しいです。

 

多重人格者による恐怖が襲い来る映画、「スプリット」は、5月12日(金)の公開です。

乞う、ご期待!

 

 

 「スプリット」のトレーラーです。これではまだ、恐怖の重さが不十分です。

 

 

全く毛色の異なる作品ですが、こちらもおすすめです。

wwptalk.hatenablog.com

 

 

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