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「ラ・ラ・ランド」はおすすめの映画!その理由とあらすじは?

2017年アカデミー作品賞最有力候補である、「ラ・ラ・ランド」は、この春おすすめする映画の1つです。

日本では2月24日(金)に公開されます。

アカデミー賞では台風の目になることが予想される作品、「ラ・ラ・ランド」とは、一体どのような映画なのでしょうか?

 

 

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「ラ・ラ・ランド」はミュージカル映画です。

ハリウッドの歴史とも言えるジャンルであり、アメリカのエンターテインメント業界とは最も古い関係にあります。

これまでにも多くのミュージカルが生まれては、時代の変わった今にまでも名を残しています。

 

今回は、公開に先駆けて、「ラ・ラ・ランド」をおすすめする理由と、そのあらすじを少々ご紹介します。

 

 

「ラ・ラ・ランド」をおすすめする理由

 

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この作品がゴールデングローブ賞の最優秀作品賞に選ばれたときは、いささか冷めた目で見ていました。

所詮は、白人による白人のための映画かと思いきや、それはどうやら私のかってな思い違いだったようです(日本海溝よりも深く反省しております。とは言え、文句の付け所は山ほどありますが、今回は封印します)。

確かに、主役は白人でも、それは単に設定の一つに過ぎません。

 

要所々々には有色人種を起用し、必ずしも人種的偏見があるとは感じませんでした。

むしろ、主人公を上手くサポートする役割を担い、そのバランスの良さには関心すらします。

中でも、ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)扮するセスを、ジョン・レジェンド(John Legend)扮するキースがバンドに誘うシーンは、とても印象に残りました。

そして、ジャズのスタイルにこだわりを持つセスを、ジョンがやんわりと説得するシーンは、この映画の山場の1つにも数えられます(ネタバレですが許してね)。

 

映画としては、古いスタイルのラブストーリーを、そのまま現代風にアレンジしています。

セスとエマ・ストーン(Emma Stone)扮するミアの関係は、急に燃え上がっては消える線香花火型の恋ではなく、テンポこそはゆっくりですが、深く強く浸透する炭火型の愛です。

それだけに、映画のエンディングでは物悲しい結末になりますが、決して後味の悪さを伴いません。

 

この映画の、他の映画には見られない優れた点は、何をおいてもライト(照明)の使い方にあります。

なるほど、「コーラスライン」でも「オール・ザット・ジャズ」でも、過去の回想シーンでは同じテクニックを用いていますが、今作はそれらよりも一枚上手と言っていいでしょう。

明暗を生むライトの光が、あたかも主役の心模様を代弁しているかのようであり、また言葉には言い表せない心の抑揚を描写しているようでした。

 

そもそも、「La La Land」とは、幻想と現実を区別できない人(意識)を表した熟語です(または、カリフォルニア州・ロサンジェルスの愛称です)。

夢の世界を表現するのには打って付けの熟語であり、本来はla-la landと綴ります。

この映画の主題が、照明の使い方だけで表現されているところなどは、まさに絶賛に値します。

 

夢を抱いてロサンジェルスにやって来た若い2人の男女が、その夢を叶えるまでを描いたシンプルなストーリーです。

しかし、劇中の人物が夢を見るように、この映画を見ている視聴者も、束の間の夢を見ます。

その心理的な作用は照明によって生み出され、視聴者は見事にそのトリックの餌食となるのです。

 

この映画は、今、将来に漠然とした不安を抱いているあなたの、肩の上の重い荷物を下ろしてくれる、かもしれません。

タイトルが意味するように、終始恍惚の中に置かれているような錯覚を覚えますが、見れば心が軽くなります。

使われている楽曲にせよ、必ずしも気分を高揚してくれるとは限りませんが、少なくともストレスを解消してくれます。

 

私は、涙を流しませんでしたが、見る人によっては、心地良く泣ける作品です。

「ラ・ラ・ランド」とは、あなたの心に、不思議な開放感(一抹の清涼感)を与えてくれる映画です。

これだけでも、この映画はおすすめする価値があります。

 

 

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ラ・ラ・ランドのあらすじ

 

映画のストーリーを語るのはタブーですが、そのあらすじから想像していただくことは可能です。

では、ストーリーの核心に触れない程度にお話します。

 

 

自身の才能を過信するあまり、目の前のチャンスをモノにできない男、セス

ジャズピアニストとして夢を追いかけますが、なかなか思うようには行きません。

片や、売れない俳優のミア、こちらは自身の才能を信じ切れずに、夢半ばで挫折しそうな女性です。

 

そんな2人が、お互いの立場こそは違え、あるレストランで遭遇します。

出会いと言うにはあまりにもそっけなく、しかも刹那的でした。

しかし、2人は運命の糸にでも繋がれていたのでしょうか、その後また違う場面で顔を会わせます。

 

彼らが心の距離を縮めるのには、多少の時間が必要でした。

燃え上がるような激情ではなくても、愛しい思いは募り、やがて無くてはならない関係へと発展します。

ですが、ミアは、周囲の評判を気にするあまり、夢へとひた走ることができず、セスもまた、彼自身の追求する音楽ができずに、現実と夢の間で苦悩します。

 

そんな2人には、決まったように別れが訪れます。

ただ、お互いの才能を認め合うだけに、完全に忘れることはできず、一度切れかけた糸は再び繋がります。

ところが、本当の別れがやって来るのは、彼らの夢が実現した後でした。

 

セスは彼の夢を叶え、ミアは女優として名を馳せます。

もはや、お互いが違う人生を歩んでいるにも関わらず、運命は束の間のイタズラを行います。

2人が再びお互いを見つめ合ったのは……。

 

やはり、この先は劇場でご覧になることをおすすめします。

ミュージカルとは言え、それほどの派手さはなく、地に足が付いているところもおすすめです。

加えて、カメラアングルが独特で、また違う楽しみ方ができるでしょう。

 

 

終わりに

 

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誰もが楽しめるジャンルの映画があるとすれば、それはミュージカルです。

ブロードウェイが今も廃れずに残っているのは、ミュージカルが主流だからです。

演目は数え切れないほどあっても、売れるジャンルは常にミュージカルです。

 

日本では劇団四季の一人舞台ですが、海外から来日する舞台公演も、圧倒的にミュージカルが優勢です。

それほど人気のミュージカルですが、当たり外れが多いのもこのジャンルの特徴です。

そんな中にありながら、これまでの歴史を受け継ぎつつも、また新天地を開拓した「ラ・ラ・ランド」は、見事の一言に尽きます。

 

「レ・ミゼラブル」もミュージカル大作ですが、今作とは比較のしようもありません。

二つは全く様式が異なり、「ラ・ラ・ランド」は、「レ・ミゼラブル」のようにハッピーエンドでは終わりません。

にもかかわらず、なぜか「レ・ミゼラブル」を見たときよりも、爽快感に包まれていました。

 

ただ1つおかしかったのは、「セッション」での好演が記憶に新しいJ・K・シモンズさんは、この映画でも嫌われ者の役でした(スパイダーマンでもそうでした)。

 

「ラ・ラ・ランド」は、アカデミー賞でも作品賞に輝くかもしれません。

公開されれば、ぜひご覧になることをおすすめします。

ミュージカル大作、「ラ・ラ・ランド」は、2月24日(金)の公開です。

乞うご期待!

 

 

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