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花見の季節は急性アルコール中毒に注意!一気飲みが危険な理由

いよいよ花見の季節が到来します。

卒業式に入学式、様々な行事が控えるこの季節は、何かと飲み会も多いかと。

そこで気になるのが、みんなで音頭を取っての一気飲みです。

 

 

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楽しい酒宴を台無しにしてはと思い、ついつい頑張ってしまうのですが、そこが運命の分かれ道となります。

急性アルコール中毒は、あなたが気付かないうちに命を危険にさらします。

友人や仲間も大事ですが、それも命があってのお話です。

 

 

花見の季節は要注意!

 

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東京消防庁の調べでは、急性アルコール中毒で搬送される人の数は、年々右肩上がりに増えています。

下の図を見ていただければ明らかですが、平成27年では、男女合わせて14000人近くが急性アルコール中毒に陥っています。

 

 

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参照元:東京消防庁

 

 

おそらく、この数はさらに増え続ける見通しです。

季節別の搬送者を見てみると、12月が圧倒的ですが、4月もかなりの数に上ります。

 

 

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参照元:東京消防庁

 

 

4月と言えば、入学式やその他嬉しいお祝い事が多く持たれる季節です。

花見は、その中でも代表格と言われるほどで、毎年多くの席が開かれます。

酒席が屋外で持たれる場合が多いので、解放感も手伝ってか、飲めなくてもつい飲める気になるのかもしれません。

 

 

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20代は特に要注意! 参照元:東京消防庁

 

 

東京の上野公園などは、花見の名所として有名ですが、同時に、酒盛りを開く人たちが押し寄せることでも知られています。

観光客が横切る隣で行われる飲み会は、周囲の目がそうさせるのか、まるで演劇でもしているかのような光景です。

他人が見ていることで興奮するのでしょうか、普段は見せないようなテンションで、無理に酒を煽っています。

 

以上はただの一例に過ぎませんが、3月と4月の桜の季節になると、上野公園で繰り広げられるのと似た光景が、日本の至るところで見られます。

花見の頃は、急性アルコール中毒が頻発する、危ない季節として要注意なのです。

 

 

急性アルコール中毒とは?

 

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最近よく聞くこの言葉、急性アルコール中毒

アルコールによる中毒であるのは確かですが、その正体はどのようなものなのでしょうか?

一般に知られているアルコール中毒とは、アルコール依存症とも呼ばれており、アルコールの毒性に囚われて起こる、精神的かつ肉体的障害です。

 

この依存症に陥ると、自らの意志では飲酒を制御できず、悪い場合は合併症などを引き起こして死に至ります。

対して、急性アルコール中毒とは、

 

「アルコール飲料の摂取により生体が精神的・身体的影響を受け、主として一過性に意識障害を生ずるものであり、通常は酩酊と称されるものである」(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトから)

 

と定義されています。

 

どちらも中毒症ですが、急性アルコール中毒は依存症の類ではなく、短時間のうちに血液中にアルコール濃度が急上昇するために起こる障害です。

一時的な意識障害を始め、嘔吐や呼吸困難などを起こします。

昏睡状態に陥る場合もあり、生命の危険にさらされることも少なくありません。

 

急性アルコール中毒が起こる血液中のアルコール濃度は、人によって異なります。

お酒に弱い人は早いでしょうし、そうでない人は緩やかです。

おおよそ基準となる、血中アルコール濃度による身体的特徴(?)は、以下のようになります。

 

 

1. 血中アルコール濃度0.05〜0.1%:心地よくリラックスしているほろ酔い状態


2. 血中アルコール濃度0.1〜0.2%:舌のもつれや感情の異変が見られる酩酊期


3. 血中アルコール濃度0.2〜0.3%:意識がもうろうとしている泥酔期


4. 血中アルコール濃度0.3~0.4%以上:命を落とす可能性がある昏睡期

 

 

昏睡が起るような場合の血中アルコール濃度は、4mg/mL(400mg/dL)とされています。

自律神経が麻痺し、呼吸困難に陥るケースもあります。

この場合の酒量を上げると、

 

 

体重が70kgの人の場合


ビール(度数5%、350mL)……10缶
ワイン(度数14%、1本750mL)……2本
日本酒(度数15%、1合180mL)……7合(いわゆる一升酒は危険)
焼酎(度数25%、1合180mL)……4合
ウイスキー(度数40%※、水割りダブル45mL)……10杯(ボトル1本は危険)

 

 

となります。

ただし、これは飽くまでも目安の量であり、普段から飲酒をしない人やお酒に強くない人にとっては、これ以下の酒量でも、十分に急性アルコール中毒に陥る可能性があります。

 

 

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一気飲みは特に危険!

 

ただおとなしく飲んでいる限りは、急性アルコール中毒になる率はさほど高くはありません。

もちろん、やけ酒などで、ウイスキーをラッパ飲みするようなら別ですが、ゆっくりと味わう程度なら起こりません(少なくともその確率は低いです)。

しかしながら、どれだけ酒が飲めようとも、一気飲みは危険です。

 

ある業種では、一気飲みをすることがあたかも慣例のようですが、これほど寿命を縮める行為はありません。

「酒は百薬の長」などと言いますが、このフレーズには先があり、「されど万病の元」と続いています。

そもそも消毒に使われるアルコールを、大量に飲んで体にいいわけがありません。

 

花見の季節ともなれば、なぜかこの一気飲みがよく行われます。

入学後の大学で、コンパの席で起こるのが、一気飲みによる昏睡です。

その場の雰囲気を壊したくないのは分かりますが、命と雰囲気を天秤にかけて、どちらが重いのかを良く考えましょう。

 

アルコールが吸収されるのには30分程度かかるため、いつ中毒の症状が出るのかも分かりません。

特に、花見のような酒の席では、誰もが興奮気味で、体調の変化にも気付かないことがよくあります。

一気飲みを強要することは、アルコールハラスメントとなり、もし命が危険にさらされれば、これは立派な犯罪です。

 

勢いだけで酒を煽るのは、もはや時代遅れの飲み方です。

 

 

終わりに

 

日本人は、それほどお酒に強くありません。

日本人の42%は、遺伝的にアルコールを分解する酵素が少ないのです。

体内に入ったアルコールは、アセトアルデヒト脱水素酵素によって分解されますが、日本人にはこの酵素が不足しています。

 

半数以上はその酵素が多いのかと言えば、決してそうでもないようです。

いずれにせよ、昔はどうか知りませんが、科学で様々なことが解明される現代で、酒豪だからと自慢するのもどうでしょうか。

心身のウエルネスが問われる時代に、自らの体を害する行為が、称賛されるとは思いません。

 

最近は、学生による飲酒後の強姦事件が相次いでいますが、せっかく受験に勝ち残って医学部に入学しておきながら、酒で失態(それどころか犯罪者になり下がり)を犯すのはバカげています。

賢明な読者諸氏には、花見の席でも一気飲みなどはせず(させず)に、後味の良い酒宴を楽しんでいただきたいものです。

 

 

 この時期も酒が進みますね。注意が必要です!

wwptalk.hatenablog.com

 

 

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