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テレビ初登場!金曜ロードショーにフランス版「美女と野獣」降臨!

金曜ロードショーに「美女と野獣」が初登場します。

とは言っても、ディズニーアニメでもなければ、現在公開中の作品でもありません。

本作は、2014年にフランスとドイツにより作られた、実写版「美女と野獣」です。

 

 

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原題は、「La Belle et la Bête」。

原作の「美女と野獣」は、ジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン夫人によって、1756年に書かれました。

しかしながら、今作は、ジャック・コクトー監督による同名映画の、リメイクに当たります(1945年作)。

 

ストーリーの大筋は引き継ぎつつも、クリストフ・ガンズ監督独自の視点が盛り込まれています。

物語りの内容は映画をご覧いただくとして、ディズニーの名作「美女と野獣」と見比べたいと思います。

 

「美女と野獣」が公開される前にはこんな記事も書いています。

 

 

フランス版「美女と野獣」

 

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まず、私は嫌いではありませんが、誰にでも受けるタイプの映画ではありません。

これは偏見と取られるかもしれませんが、そもそもフランス映画は、撮り方そのものがスティフ(ぎこちない)です。

もちろん、リュック・ベッソンのような監督もいますが、本作はドイツとの合作でもあり、暗さと硬さが目立ちます。

 

今回、金曜ロードショーに初お目見えする「美女と野獣」も、ユーモアの欠片もありません(フランス独特のユーモアはあるのかもしれませんが)。

映像としての明るさはあっても、ストーリーそのものは陰気で、爽快感はほぼ皆無です(後半部分を除いては)。

さすがは、主権をモナーキー(君主制)から民衆に移しただけあって、どこかノーブルに対する嫉妬のようなものを感じます。

 

もちろん、それも映画(監督、もしくはスポンサー)の主張と言えるのですが、帝国主義を打倒しようとする、中国共産党や北朝鮮を見ているようです(主観ね)。

どこかに、自由とか平等とかの精神を入れなければ気が済まないらしく、その押し付けが、映画の雰囲気を暗くしているのかもしれません。

その反面、人物の描写にはかなり工夫が施されています(見てのお楽しみ)。

 

本作において監督は、「野獣(元王子)がどうして野獣になったのか」に焦点を置きました。

これまでにはあまり語られてこなかった、ビーストの過去の姿を描きたかったようです。

ただ、この部分はガンズ氏の脚色(むしろ願望と言うべきか)なので、少し分かり難いかもしれません。

 

終盤には、原作とはおおよそかけ離れたストーリーが展開し、従来の「美女と野獣」とはまた違った面白さが見れらます。

ガンズ監督自身が、かなり日本のアニメに感化されているので、ところどころにそれを彷彿とさせるシーンも登場します。

滑り出しは、トム・クルーズさん主演のファンタジー映画、「レジェンド/光と闇の伝説」に似ているかも、しれません。

 

 

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ガンズ監督は、ホラー映画の「サイレントヒル」を撮った人です。

気味の悪さを演出させればピカイチで、その要素は本作でも生かされています。

さらに、主演俳優はヴィンセント・カッセル(Vincent Cassel)さんですから、それだけでも陰気臭さは十分です(オーシャンズ12&13での敵対する泥棒役)。

 

 

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本心では、こちらを紹介したいところです。

 

 

ディズニー作「美女と野獣」

 

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こちらは、もはや語るまでもなく、老若男女、誰が見ても楽しめる娯楽作品です。

歌あり踊りあり、そしてユーモアに限ってはふんだんに取り入れられています。

今回の実写映画は、ほぼアニメ作品を再現した作りですが、それでも面白さに変わりはありません。

 

主演女優に少々文句をつけたいところですが、70%で及第点としておきましょう(上から目線でゴメンね)。

エマ・ワトソンさんではなく、クロエ・グレース・モレッツさんでもよかったのではないかと思うのですが、清純さにやや難があったのでしょうか。

いずれにせよ、視聴者を不快にするような演技ではなかったので、ひとまずOKということで。

 

LGBT的な表現があったとかで、アンチゲイの人からは盛んにバッシングされていましたが、これは見方にもよるのでしょう。

どのような映画でも、監督の性癖が反映されれば、LにもGにもなるでしょうし、またはアンチ色が濃くなる場合もあり得ます。

ただ、それだけを表現するのが映画ではなく、ましてや子供や家族をターゲットにした作品で、LGBTをどうのと言うのがナンセンスです。

 

特に「美女と野獣」は不朽の名作としての声が高く、どの監督も主旨を曲げてまで自己主張をするとは思えません。

多少、俳優の演技が独創的ではあっても、何も知らない子供には無関係な事柄です。

それもユーモアの一つとして捉えれば、何ら問題にはならないでしょう。

 

ディズニー映画の優れているところは、その見せ方の素晴らしさにあります。

あたかも、ジブリアニメが、アニメーションを独自の視点でより高い次元へと押し上げたのと同じです。

ディズニーにも、他の映画では真似できない手法が存在します。

 

それを語るのはまた別の機会にするとして、ディズニーが誇る名作「美女と野獣」は、アニメも実写も、どちらも万人受けする作品です。

 

 

終わりに

 

とにかく、金曜ロードショーで放送されるフランス版「美女と野獣」は、現在劇場で公開されている作品とは、似ても似つかない映画であることだけは確かです。

こちらは、どちらかと言えば成人向き、それも大人の女性向けと言えるでしょう。

ディズニーのような明るいファンタジーを期待して見れば、それこそ打っちゃりを食らいます。

くれぐれも、ご注意下さい。

 

この映画もファンタジー、かな?